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2018年1月30日(火)
リフォームで叶える「耐震性」~耐震性の要素とは~
東日本大震災を始め、地震があちこちで頻繁に発生している日本。いつどこでどの規模の地震が起こるか予想し難くなってきています。
せっかくリフォームするのであれば、耐震性に優れた住宅づくりをしたいものです。
そこで今回は、自宅の耐震性を決定づける要素について紹介していきます。
耐震診断のポイント
建物の揺れは、地盤の状態によって左右されます。地盤が不安定で地震に弱いとされている例は、水辺の近くにある土地や山の斜面です。
家を建てる前であれば、地盤調査をするのが一般的ですが、リフォームの際もボーリング調査を行うと安心でしょう。
住宅の形状によって、耐震性の優劣が左右されます。
正方形や長方形といったシンプルな箱型の建物は、地震に強い傾向があります。
一方、L字型やコの字型の建物は、揺れによるエネルギーが均等に伝わりにくく、歪みやねじれが生じてしまうのです。
1981年に住宅の耐震基準が大幅に変更されました。
そのため、それ以前に建てられた住宅であれば、大地震に対応していない可能性が大きいのです。
一方2000年以降に建てられた建物は、耐震基準が厳しくなったこともあり耐震性に優れています。
住宅を支えているのは、柱と壁です。壁の厚さだけではなく、使用している金具や合板も耐震性に大きく関わってきます。
耐震用金具や筋交い、構造用合板を壁に設置しているかどうかも、耐震リフォームの判断基準といえるでしょう。
耐震診断ポイントを意識してお住まいの住宅を見たときに、不安要素があるようでしたらリフォームをおすすめします。
安心して暮らせるように、耐震を心掛けた家づくりをしましょう。
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