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2022年7月23日(土)

  • コラム

無垢材のフローリングにしたいとお考えの方へ!無垢材の種類別の特徴をご紹介します!

将来、無垢材のフローリングにしたいとお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、その種類についてです。
無垢材フローリングと言ってもたくさんの種類があるため、どれを選ぶのかによって木の特徴や部屋の雰囲気は異なります。
そこで今回は、無垢材のフローリングにはどのような種類があるのかについてご紹介します。

□そもそも無垢材とはどういうもの?

無垢材は聞いたことがあるけど、どういった素材なのかよく知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずここでは、無垢材の基本情報とその魅力についてご紹介します。

「無垢材」とは、天然木である丸太から一枚板を切り出し加工したものを言います。
よく無垢材と比較されるものに「集成材」がありますが、これは木板を薄くし、接着剤で張り合わせブロック状にしたものを指すため、無垢材とはまた違います。
どの素材よりも、無垢材は内部に多くの空気を含んでいるため、保温性や断熱性に優れた床材として知られているのです。

このような無垢材の魅力は何かと言うと、天然木ならではの風合いや木目にあると言えます。
素材ごとに異なる色や模様をしているため、自然から生まれた唯一無二のデザインを楽しめます。
また、家の中にいても自然の温もりを感じられるため、まるで大自然の中にいるような落ち着いた雰囲気も味わえるでしょう。

さらに、無垢材には独特な「フィトンチッド」という香りが漂い、リラックス効果があるとも言われています。
自然の木の匂いが感じられると共に、この「フィトンチッド」には脱臭効果も期待できるため、清潔感のある匂いが保てます。

そして、温度や湿度調整機能が備わっているのも無垢材の魅力の1つです。
天然木は熱伝導率が低いとされているため、暑さや寒さといった温度の急な変化から守ってくれる特徴があるのです。
湿度調整に関しては、湿度が高いと余分な湿気を吸収し、乾燥していると湿気を放出してくれるため、1年を通じて室内を快適な湿度に保ってくれることが期待できます。

□無垢材フローリングの種類をご紹介!

続いては、無垢材フローリングの種類をいくつかご紹介します。
種類によって、それぞれの特徴や良さが異なるので、ぜひ参考にしてみてください。

まず1つ目は、アカシアのフローリングです。
アカシアは、一枚板にさまざまな色が混ざっているおしゃれな印象を受ける無垢材です。
シンプルな家具で揃えたい方は、アカシアを床材として用いることで部屋にアクセントが出て、スタイリッシュな空間を作り出せます。
無垢材の独特な風合いを楽しみたい方におすすめな床材です。

2つ目は、オークのフローリングです。
オークは、無垢材の中でも硬めで、少し暗いくすんだ色合いをしています。
また、オークは広葉樹であるため重厚感があり、木独特の香りはあまりしません。
しっとり落ち着いた空間にしたい方や、木材を使用したいけど木の香りが強すぎるのは苦手だという方には、ぜひ取り入れていただきたい無垢材です。

3つ目は、杉のフローリングです。
杉は針葉樹で比較的柔らかく、足触りの良い床材として人気があります。
また、部屋全体に杉の香りがフワッと漂うため、自然を感じる空間にしやすいでしょう。
初めは明るめの色合いを持つ杉ですが、月日が経つと共に色が少しずつ濃くなっていくので、経年変化を楽しめる無垢材です。

4つ目は、ヒノキのフローリングです。
ヒノキの板材は筋が少なく、肌触りがすべすべしています。
触れると暖かさが感じやすいため、冬場に裸足で過ごしても心地よく、暮らしに馴染みやすい床板だと言えるでしょう。
どんなスタイルの部屋にも合いやすいため、どの方にも取り入れてもらいやすい無垢材です。

□無垢材のフローリングを長持ちさせる方法とは?

これまで無垢材フローリングの種類や、無垢材そのものの魅力についてご紹介しました。
しかし、木材のフローリングとなると、汚れや傷が気になってしまう方もいらっしゃいますよね。
そこで続いては、無垢材を綺麗に長持ちさせるための方法をご紹介します。

*水拭きをする

無垢材フローリングのお手入れ方法の基本は、水拭きです。
毎日行う必要はありませんが、大体1ヶ月から3ヶ月に1度は行うようにしましょう。
ただし、無垢材は水に弱い素材でもあるため、水拭きをする際はしっかり水を絞っておくことが大切です。
万が一水をこぼしてしまった場合、すぐに拭き取ってしまえば水が染み込むのを防げます。

*クリーナーで汚れを落とす

半年から1年は、水拭きに加えてクリーナーで汚れを落とすことが綺麗に長持ちさせるポイントです。
方法としては、ワックスアンドクリーナーといった専用の汚れ落としを使い、乾いている布で床全体に塗り広げましょう。
特に汚れが気になる部分から塗り広げていくと、汚れは落ちやすくなります。

*再塗装を行う

日々正しい手入れをしていても汚れや傷が目立ってきたなと感じたら、再塗装を行うのも1つの方法です。
塗装をする前に、床の埃は全て取り除き、ゴミが落ちていない綺麗な状態で行うようにしましょう。
塗装をする際は、木目に沿ってブラシで薄く伸ばすように行うことがポイントです。

□まとめ

今回は、無垢材のフローリングにはどのような種類があるのかについてご紹介しました。
無垢材の種類によっては色合いや雰囲気が違うため、どのような空間にしたいのかを考えた上で選ぶようにしましょう。
当社では、無垢材を用いた家づくりを行っておりますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。

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