皆さんは照明の色のことを考えてみたことはありますか。一口に照明の色といっても数種類あるのです。「照明の色なんてどうでもいい」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実は照明の色にはそれぞれ効果があるのです。そこで今回2回に渡って、照明の色の種類と特徴、そして最適な部屋をご紹介していきたいと思います。
 
まず、照明の色ですが基本的な色は3種類あります。

1つ目は昼光色です。この色は少し青みがかった白色であり、3色の中で1番強い光で、部屋をはっきり見せる効果を持っています。また、一番刺激の強い色であるので、脳を刺激、活性化させ、より集中して物事に取り組むことができます。逆に、休憩したい時には適さない色でもあります。
 
2つ目は昼白色です。この色は他の色を混ぜていない白色で、癖のない太陽光に似た色で柔らかに部屋を照らしてくれます。そのため部屋をありのままに浮かび上がらせてくれます。
 
3つ目は電球色です。この色は赤みがかった白色で最も刺激が少ない光でリラックス効果を持っています。休憩したい時などは最適です。逆に集中したい時などには適さない光とも言えます。また、一番弱い光であるので、部屋全体が暗い印象になってしまうこともあります。
 
いかがですか。光の基本3色の特徴を理解していただけたでしょうか。次回は合う部屋を紹介していきます。