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2017年3月16日(木)

  • コラム

無垢材のデメリット Part2

 さあ、今回も前回に引き続いて無垢材を使用した際のデメリットについて書いていこうと思います。本記事では4つのうちの後半2つについて説明します。
 
まずは、フローリングに使用した際の隙間についてです。無垢材を使用したフローリングはフローリングとフローリングの間に隙間が空いてしまうことが多々あります。これには2つの要因があると考えられています。1つは施工後の時間経過とともに、フローリング内部の木材組織が収縮することによって隙間が生じる場合です。2つ目は無垢材の特徴である吸湿効果によって引きおこるフローリングの膨張による「突き上げ現象」を避けるために施工する際に、少しフローリング同士を離して設置する場合です。
 
次に、床鳴りです。床鳴りとは、無垢材のフローリングの上を歩いた際に、床が「ギシギシ」鳴る現象のことです。これはフローリングとその下の下地材の接着不良による場合が考えられます。床鳴りは新築時に発生するケースが多いようです。しかし、時間が経てば音が鳴らなくなることもあり、もし新築時になるようであれば様子を見るのも良いかもしれません。
 
いかがでしょうか。これまで2回に渡って無垢材のデメリットについて説明してきました。それ以前のメリットについてや集成材についての記事なども併せて読んでいただいて、資材を選ぶ際の参考になれば、と思います!

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