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2017年3月14日(火)

  • コラム

無垢材のデメリット Part1

 前回までは無垢材のメリットについて紹介してきました。読んでいただいた通り、無垢材には数多くのメリットがありました。しかし、メリットしかないものなど世の中にはありません。メリットだけでなく、デメリットのことも理解して初めて無垢材のことを理解したことになるでしょう。今回からは無垢材のデメリットについて2回に渡って書いていこうと思います。
 
まず、今回は4つあるデメリットのうち前半の2つを紹介しようと思います。
1つ目は曲がりや割れが発生する点です。無垢の木というのは、伐採後にそのまま放置しておくと、曲がりや割れといった、形状の変化が発生します。これは、木材の内部に含まれた水分がゆっくり乾燥する過程で起こります。無垢材を加工する工程で内部に含まれる水分を表す、含水率を落とす工程はありますが、鉄やプラスチックのように均一化することはできません。そのため、若干の形状の変化がみられる場合が多くあります。
 
次に、傷やシミが付きやすいという点です。原木の種類にもよりますが、傷つきやすいものがあるようです。広葉樹の場合は固くて丈夫で耐久性に優れています。しかし、針葉樹の場合は傷つきやすく手入れが大変であるようです。購入前に原木が何なのかはしっかり確認しておく必要がありそうです。
 
いかがですか。次回は残り2つのデメリットについて説明します。

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