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2017年3月10日(金)

  • コラム

無垢材のメリット Part1

 前回まで集成材についてのメリット・デメリットについてみてきました。今回からは無垢材のメリット・デメリットについて見ていきましょう。今回からはメリットについてです。
 
無垢材のメリットは大きく5つあります。
ますは、温度、湿度、乾燥への対応力の高さです。無垢材を利用した空間には目に見えない癒しや優しさがたくさんあります。そもそも木材は鉄や陶器に比べて熱伝導率が極端に低いという特性を持っており、そのため外部からの熱や寒さから体を守ってくれるのです。特に無垢材には、成長していく過程で根から水便や養分を吸い上げ蓄えるための無数の導管や細胞があるので、それらが空気層の役割を果たし、空気中の余分な湿気を吸ったり、過度な乾燥の場合は湿気を放出するという、湿度調整機能を備えています。そのため、住民が住みやすいような空気環境を整えてくれるのです。
 
2つ目は質感です。無垢材に触れた際の触り心地は生活に安らぎと心地良さをもたらしてくれます。無垢材ならではの導管や細胞による空気層が、程よい硬さとぬくもりを提供してくれているのです。また、フローリングに使った場合、荷重を吸収するため、非常に歩きやすいです。
 
いかがですか。メリットはまだまだ続きます。次回もお楽しみください。

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