Blog

ブログ

2022年2月11日(金)

  • コラム

住宅を無垢材で建てることのメリットについてご紹介します

注文住宅の建築をご検討されている方はいらっしゃいますか。
注文住宅を建てる際には、間取りや外観などすべてを自分の好みに合わせて選べるのでとても楽しいです。
その中でも無垢材を用いて建築する例も増えています。

今回は、無垢材を用いる家のメリットと無垢材の種類、無垢材を用いた家での住み心地について解説します。

□無垢材を使って家を作るメリットとは?

ここでは無垢材を使って家を作るメリットについて説明します。
無垢材を用いて家を作るメリットは3つあります。

1つ目は、自然素材の良さを存分に発揮したデザインや意匠を実感できることです。
無垢材の床は素材のオリジナルの見た目の美しさがあり、ほかの素材では表現できません。

そのためモダン和風にしたいのならヒノキを用いたり、シンプルモダンにしたいのなら杉を用いたりなど、無垢素材によって出せる雰囲気も変化します。

また素材だけでなく、素材に何を塗るか、またどう塗るかによっても雰囲気が大きく変わるので普通の素材では味わえない空気感を味わえます。

無垢素材は丈夫で高品質なので長持ちします。
そのため時間経過によっても味が出るので雰囲気が変化します。

2つ目は、健康的な生活を送れることです。
普通の素材を使って家を建てると、化学物質が発生してシックハウス症候群を引き起こすことがあります。

しかし無垢材ならばその発生を抑えられます。
子どものアレルギーや喘息の原因はハウスダストなどが大きいです。
無垢材はそういった悩みを解決するのにも役立ちます。

3つ目は、機能性に優れていることです。
無垢材は素材によって蓄熱性や消臭性、調湿性などさまざまな機能を持っています。

例えばヒノキやスギなどの無垢材は保温性が高いため、素足でも暖かいです。
また柔らかいので足への負担も軽減されます。

□無垢材の種類とは?

無垢材には針葉樹と広葉樹の二種類があります。

針葉樹には主に3つの無垢材があります。

1つ目は、ヒノキです。
日本で古くから慣れ親しまれている木材で、白く売靴しい木調と濃い香りが特徴的です。
ヒノキは高いという印象を持たれがちですが、価格変動が激しいので時期によって値段が変わります。

2つ目は、松です。
パインとも呼ばれ、無垢材の中でもより経年変化を楽しめる素材です。
木目が多いので、自然の風合いを醸し出します。

3つ目は、スギです。
スギは日本固有の種であり、日本人に最も身近な木材といえます。
古くからも日本の住宅で使われていました。
スギはまっすぐに育つため木目が直線的になり、美しいです。
そのため和風な家によく合います。

また成長が早いので柔らかく、加工がしやすいです。
そのため柔軟なデザインができます。

次は広葉樹です。
広葉樹には4つの無垢材があります。

1つ目は、カエデです。
カエデは明るく、ツヤのある見た目が人気で床に用いられることが多いです。
他の広葉樹よりも固く、耐衝撃性に優れます。

2つ目は、ナラです。
船などにも用いられる素材で耐久性と耐水性があります。
家具にも使われます。
木目に落ち着いた重厚感があり、シックな部屋におすすめです。

3つ目はクルミです。
カエデと同様に硬く衝撃に強いです。

また、色合いが深く、重厚感もあるが特徴です。

4つ目は、カバです。
気温の低い地域でよくみられる白樺の仲間です。
堅く耐水性もあるので、水まわりに使用されることが多いです。

□無垢材の住宅の住み心地とは?

ここでは無垢材を用いた住宅の住み心地について解説します。
無垢材を用いた住宅の住み心地の良さには3つのポイントがあります。

1つ目は、木の香りがするということです。
無垢材を用いて住宅を建築すると、新築住宅のニオイがしにくくなります。

無垢材からは生きている気の香りがするので、森林にいるような感覚を実感できます。
森林の香りはヒーリング効果があるので、精神的にも良いです。

2つ目は、無垢の木と味わい深い生活をはぐくめるということです。
無垢材は時間がたってもただ古びるのではなく、味としてまた別の表情を見せてくれます。
それは無垢材が生活の中で日々変化していることの証拠であり、それは住んでいる方にしか気づけないものです。
それらに気付くと、家にも愛着がわきます。

3つ目は、機能的にも住みやすいということです。
無垢材には先ほど紹介したように、さまざまな機能があります。
湿度がたまりにくかったり、ハウスダストの発生を抑制したりなど普通の木材にはない強さがあります。

そのため、愛着がわいて住みやすく感じるだけでなく機能的にも住みやすい住宅を実現できます。

□まとめ

今回は無垢材で住宅を建築するメリットと無垢材の種類、無垢材で建てた住宅の住み心地についてご紹介しました。
無垢材で住宅を建てると家に住むのではなく、家と一緒に生きているという感覚が生まれ、より充実した生活を期待できます。
今回の記事を参考にぜひ無垢材を使った住宅をご検討ください。

ブログ一覧