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2017年1月31日(火)

  • コラム

住宅ローンの事前調査~返済負担率編~

みなさんは返済負担率についてご存知でしょうか?
返済負担率は住宅ローンの返済を行うときの大切な項目です。
今回は、返済負担率についてご説明します。
まず、返済負担率とは、住宅ローンの返済額を年収で割ったものです。
例えば、税込みの年収が500万円で、年間のローン返済額が125万円であれば、返済負担率は25%となります。多くの金融機関では、この割合の目安を、年収などによって25%から40%前後に設定しているのです。しかし、返済負担率が35%を超えると、審査に落とされてしまうことが多くなります。
また、ここでは税金や家族が増えた時の支出などが考慮されていないため、慎重に設定する必要があります。
 
ちなみに、金融機関によっては、4%程度に設定されている審査金利を用いて、返済負担率を計算しているところもあるようです。もし、金利が4%になっても住宅ローンが返済できるか、を視野に入れて、返済負担率を設定するのが望ましいでしょう。
 
今回は、返済負担率についてご説明しました。住宅ローンの返済を行うための大切な項目ですので、冷静に考えてください。
次回は、勤続年数や雇用形態、業種などの勤務関係の項目についてお伝えします。

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