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2021年10月11日(月)

  • コラム

「注文住宅をお考えの方へ!工務店とハウスメーカーの違いとは?」

「注文住宅の購入を検討しているが、どの施工業者に依頼していいか分からない。」

このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
理想のマイホームを建てるときにどの施工業者に依頼するか、高い買い物なだけに悩まれますよね。

そこで今回は、工務店とハウスメーカーの違いについて解説していきます。
それぞれの特徴やメリットに加え、住宅の建設を施工業者に依頼する際のポイントも解説するので、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼するべきか判断するときの参考にしてください。

□工務店とハウスメーカーの違いとは?

そもそも工務店とハウスメーカーとは何なのか。
まずは、それぞれの概要を解説します。

*工務店とは

工務店とは、特定のエリア内で住宅の建設を請け負う業者のことを指します。
建設に関わる施工業者の手配や管理をしながら、新築からリノベーション、増築など多岐にわたる家づくりを進めていくのが工務店の役割です。

また、会社の規模や形態によって、次の3種類に分けられます。

一つ目は、地域密着型の工務店です。

拠点を置く地元・地域に密着して運営し、住宅の施工を請け負うタイプの工務店です。
会社規模は小さく、社長と数名の社員の少人数からなる会社組織、または家族経営で運営していることが多いです。
基本的に現場の職人が施工から設計までを管理する、昔からある形態です。
工務店と聞いて最初に思い浮かぶのがこのタイプの工務店でしょう。

二つ目は、フランチャイズ型工務店です。

本部のフランチャイズに各地域の工務店が加盟しているタイプの工務店です。
住宅のプランや工法、規格を開発する本部があり、その営業形態や商品を各地域の工務店が共有し、施工する形態をとっています。
本部を通して建築資材を一括で仕入れるためコスト削減できます。
例によって複数のフランチャイズと契約している工務店もあります。

三つ目は、地域限定の中規模ハウスメーカーです。

その地域に密着し、地域情報や専門の施工業者とのネットワークを持っている「工務店の特徴」と、住宅プランの規格開発から住宅の建築など総合的に家づくりをサポートできる「ハウスメーカーの特徴」を持っているのが地域限定の中規模ハウスメーカーです。

いわば工務店とハウスメーカーのいいとこ取りをした工務店です。

夏の暑さが厳しい地域。豪雪地帯のため防音・断熱対策が求められる地域。
そんな地域の形状に合わせ、細かいプラン設計が提供できるのが魅力です。

また、ハウスメーカーのように自社開発の商品を販売したり、モデルハウスを用意したりなど、営業にも力を入れているところが多いです。

工務店は会社の種類によって得意なデザインや工法は異なりますが、間取りや設備、デザインの自由度が高い点が特徴です。

*ハウスメーカーとは

続いてハウスメーカーについて解説します。

ハウスメーカーとは、独自のブランドで日本国内全域の規模で展開しているような大規模な会社を指します。
施工方法や規格が統一化されているため、生産効率が上がり、工期も短く円滑に進みます。

建築資材を大量に仕入れることで、大幅にコストダウンできるため、商品やサービスの品質を一定に保てます。
住宅展示会やモデルハウスで実際に家の中を見学できるのも高い安心感があります。

ハウスメーカーは企業規模の大きさや永続可能性、アフターメンテナンスなど、安心感が持てるのが特徴です。

□施工業者を選ぶときのポイントは?

工務店とハウスメーカーの違いや特徴について少し理解いただけたでしょうか。
次に施工業者を選ぶときのポイントをご紹介します。

*工務店に依頼するメリットとは

公務店の魅力は、そのデザインの自由度の高さです。
間取りやデザイン、外装、設備など、設計の段階から職人と一緒に自由に考えられるため、自分の好みの住まいを作り上げることができるでしょう。
注文住宅の購入を検討している方の中には、住宅のデザインに強いこだわりを持つ方もいらっしゃると思います。
そういった方には設計の自由度が高い工務店に依頼することをおすすめします。

工務店の多くは地域密着型でその土地の気候や風土をよく理解しているのに加え、問題が生じた時はすぐに駆けつけてくれることも安心感が持てます。

また、職人によって仕上がりに違いが出ますが、職人気質で仕事を丁寧に行うため、高い品質が保てます。

身近で相談しやすく、設計の自由度が高い点が工務店を選ぶ判断材料に使われるケースが多いです。

*ハウスメーカーに依頼するメリットとは

ハウスメーカーの魅力は、ブランド力と手厚い保証があることです。

一定の住宅プランに変更を加える形で外装や内装を好みのデザインにできます。
豊富なノウハウであらゆる要望に応えられるため、デザインの自由度が高いのが魅力です。

また、施工の方法が規格化されているため、短い工期で完成するケースが多いです。

経済基盤が安定しているハウスメーカーはアフターサービスが充実しており、倒産するリスクも少ないため、会社としての安心感も高いです。
また、インターネットで情報を簡単に得られるため、住宅プランの比較やコストが比較しやすい点があります。

社会的信頼度やネットからでも得られる情報の多さがハウスメーカーを選ぶ判断材料に使われるケースが多いです。

□まとめ

工務店とハウスメーカーの違いや特徴、メリットについて紹介してきました。
工務店とハウスメーカーはどちらも良し悪しがあります。
どちらに依頼すべきか悩んだ場合はこれらのポイントを押さえておくことで、自分に合った施工業者を見つけられるでしょう。
家づくりに関して、何かお困りのことがありましたらぜひ当社にご相談ください。

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