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2021年2月11日(木)

  • コラム

狭小住宅にお悩みの方必見!狭い土地に注文住宅を建てる魅力をご紹介します

「注文住宅を建てたいけど、狭い土地でも快適な家になるか心配」
「狭小住宅で生活がしにくくなったりしないの」
このように狭小住宅に懸念を抱かれている方も多いですよね。
狭い土地であっても、工夫次第で住宅に開放感を与えられます。
今回は、狭小住宅に対して新しいイメージを持てるような魅力をご紹介します。

□狭小住宅とは

狭小住宅とは、10坪から20坪ほどの土地に建てられる住宅を指し土地の大きさは定義されていません。
基本的には小さい土地に建てられる住宅を狭小住宅といいますが、都心部でよく見られる旗竿地という変わった形の土地も狭小住宅になるケースがあるでしょう。

狭い土地に住宅を建てると、「圧迫感のある住宅にならないの」と心配になりますよね。
たしかに、地面に面した延べ床面積は狭いですが建築士が限られた空間を工夫してデザインするので開放感ある住宅が設計できます。
それでは、狭小住宅のメリットから魅力を見ていきましょう。

□狭小住宅のメリットとは

狭小住宅には3つのメリットがあります。

1つ目は、土地代を抑えられる点です。
「面積が狭いから土地代が安いのはあたりまえでしょ」と感じるでしょうが、土地が安いのでご自身の予算では手が届かなかった都心部の土地を手に入れられる確立が高くなるでしょう。
また、デザイン性のある個性的な注文住宅を建てたいと考えている方は、土地代を抑えることで内装や外観に予算をまわせますね。

2つ目は、税金を抑えられる点です。
住宅を建てる時は、建築費用や土地代だけでなく税金や登記にも費用がかかります。
固定資産税や都市計画税は、土地の大きさによって納める税金の金額が変動するので土地が狭いとこれらの税金を節約できますね。
また場合によっては、登記にかかる費用も安くなるケースがあるでしょう。

3つ目は、居住地の選択肢が増える点です。
通常都心部や駅の近くなど利便性の高い場所は、土地の値段が高いです。
しかし、狭い土地であれば空いている場合や狭い土地なら予算内に収まるといったケースがあります。
狭小住宅を視野に入れると諦めていた地域の土地が購入できる確立が高くなり、選択肢の幅が増えるでしょう。
「駅近で通勤や通学がしやすい場所に家を建てたい」「都心部に近い場所に家を建てたい」などと居住環境を重視する方にはおすすめですね。

□狭小住宅を広く見せる方法とは

狭小住宅を広く見せる方法は6つあります。

1つ目は、仕切りが少ない間取りにする方法です。
狭小住宅に限らず、壁やドアが多い住宅は圧迫感を感じてしまいます。
狭小住宅の場合は特に仕切りが住宅の圧迫感に大きな影響を及ぼすでしょう。
プライベートな空間以外は、できる限り壁で仕切らない間取りにする工夫をほどこすと開放感のある住宅になりますね。

2つ目は、吹き抜けを設置して縦の開放感を与える方法です。
リビングに吹き抜けを設置すると縦に開放感が生まれ視覚的に広々とした住宅になります。
吹き抜けは開放感だけでなく、光を効率的に取り入れられる、2階にいる家族を身近に感じられるといったプラスのメリットがたくさんありますね。

3つ目は、中庭を設置して光や風を取り入れる方法です。
狭小住宅は、どうしても日当たりや風通しが悪くなってしまうケースが多々あります。
このような場合に中庭を設置すると効率的に太陽の光や新鮮な空気を取り入れられ、快適な住宅になるでしょう。
中庭に植物を植えると自然を身近に感じられる住宅にもなりますね。

4つ目は、ロフトを設置して利用可能な空間を増やす方法です。
ロフトは、部屋の一部を2層にする手法ではしごを使って行き来します。
天井までの高さを1.4メートル以下で確保する必要があるのを念頭に置いておきましょう。
ロフトは、収納場所や子供部屋として活用できライフスタイルの変化に応じた有効活用が可能ですね。

5つ目は、地下室を設置して利用可能な空間を増やす方法です。
どうしても、面積が確保しにくい狭小住宅では地下室を設置するケースが多々あります。
地下室は、さまざまな利用方法がありますが湿気を防止する設備を施すと寝室としても利用できます。
また、映画鑑賞や音楽鑑賞といった趣味の部屋にすることもでき、自分だけの秘密基地を手に入れられるかもしれませんね。

6つ目は、スキップフロアで奥行きを確保する方法です。
スキップフロアとは、1階と2階の間に設置する段差を指します。
空間を仕切らないための手法となり、段差によって部屋を区切るイメージをすると良いでしょう。
スキップフロアは、奥行きを演出できるので視覚的に広々とした住宅になります。

スキップフロアは、段差が生まれるので段差の下に広い収納スペースを確保できるメリットもありますね。
またお子さんがいる家庭では、リビングにスキップフロアを設置して子供の遊べるスペースとして利用される方も多いです。

□まとめ

今回は、狭小住宅のメリットから魅力をご紹介しました。
また、さまざまな工夫によって狭小住宅を開放感ある快適な住宅にできることをお分かりいただけたかと思います。
狭い土地に住宅を建てるのが心配な方も、これらの情報を参考に一度狭小住宅を検討してみてはいかがですか。

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