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2020年6月11日(木)

  • コラム

リフォーム費用のローンの流れについて解説します!

リフォーム費用を捻出するため、ローンをご検討中の方へ。
リフォームの規模は大小様々ですが、家計にとっては大きい出費ですよね。
費用を捻出できずに諦めてしまうことがあるかもしれません。
そのような場合、ローンを組むのはいかがでしょうか。
今回は、リフォームのローンを組む際の流れについて解説します。

 

□リフォームのローンを組む際の流れとは

 

リフォームのローンを組む際の流れについてまとめます。

まず、リフォーム業者に相談し、見積もりを出してもらいます。
工事の規模によって費用は大きく異なりますよね。
そのため、融資を受ける前にいくら必要なのか知っておかなければいけません。
見積もりの際には、工事以外にかかる費用についても確認しましょう。
確認が甘いと、思ったよりお金がかかり予算オーバーとなってしまうかもしれません。
特に、見積もりの内訳、明細書には十分に目を通しましょう。
工事するための撤去費用や、契約書の印紙代が明細に含まれているか注意してください。
他にも、耐震工事の際には、耐震診断の費用がかかることがありますし、長期の工事ではその間の引っ越し費用が必要になります。
工事費にかかる消費税にも、注意が必要です。

次に、仮審査を申し込みましょう。
仮審査とは、本審査の前にインターネットで審査を受けることです。
書類の提出はなく、ご自身でローンの条件を入力して、本審査を受けられるか判断してもらうものです。
ホームページや郵送での受付が行われています。
また、仮審査の申し込みの前には、いくつかの金融機関について情報収集し、比較しましょう。
比較すべきポイントは、借りられる金額の上限、担保の必要の有無、連帯保証人の必要の有無などです。
他にも、返済期間や金利の面での比較をしておくと良いでしょう。
このように、様々な条件で比較して自分に合った金融機関を決めましょう。
金融機関が決まったら、見積もり書をもとに仮審査に申し込みます。

仮審査に通れば、本審査に申し込みましょう。
本審査では、いくつかの書類の提出が求められます。
具体的には、お金の使い道を示す書類(見積書や工事の契約書など)や、収入を証明するもの、本人確認書類などです。
書類の提出方法については、郵送で可能な場合と、窓口に持っていく必要がある場合があるため、確認が必要です。
書類をもとに金融機関に審査してもらいます。
ただし、仮審査に通ったからといって、本審査に通るとは限りません。
そのため、審査が終わるまでは工事業者との契約をしないようにしましょう。

 

□審査の基準とは

 

では、審査の基準はどのようなものなのでしょうか。

最も多くの金融機関で見られる審査基準は、完済時の年齢です。
ローン完済時の年齢は、80歳を上限としていることが一般的です。
この年齢を超えると、返済能力が無いと判断されることが多いのでしょう。
高齢でのリフォームの際には、定年退職した後も返済能力があることが重要ですね。

次に多いのは健康状態です。
担保のあるローンの場合、借入額が高額となるため、団体信用生命保険に入る必要があります。
この保険は、亡くなった場合にローンの残りを払ってくれます。
そのため、著しく健康状態の悪い方だとこの保険の有無が重要になりますよね。
生命保険に入るという観点から、金融機関は借入主の健康状態を審査基準としています。

次に、借入時の年齢にも上限を設けている会社がほとんどです。
一般的には70歳に上限を設定しています。
これは、返済能力の観点からこの設定となっているようです。

借入主の収入はもちろん審査基準にあたります。
融資を受けられる最低限の年収は200~300万円が一般的な目安です。
また、年収に応じて借りられる金額が異なることにも注意しましょう。

他に、勤続年数を基準としている場合も多いようです。
会社員の場合1~2年、自営業の場合2年以上の継続した勤務歴が必要なことが多くあります。

返済負担率を基準とする場合もあります。
すでにローンを組んでいる方は、そのローンの返済率が低いと、基準を満たせません。
ちなみに、どこで借りているかは金融機関によって調べられるため、他のローンを隠しておくことはできません。

 

□審査に通らなかった場合の対処法とは

 

ローンの審査に落ちた場合、諦めるしかないと思うかもしれません。
しかし、他の金融機関で審査に通る可能性があるため、基準が緩いといわれる金融機関で、もう一度審査を受けてみましょう。
また、カードローンで借入する方法もあります。
カードローンは比較的、審査が緩いといわれています。
しかし金利の高さには十分注意が必要であるため、しっかりと計画を立てて借りるようにしましょう。

 

□まとめ

 

リフォームのローンを組む際の流れについて解説しました。
見積もり、仮審査、本審査の段階を踏んで融資を受けましょう。
審査の際の基準はまず年齢です。
また、年収や他のローンの返済状況も審査基準になるため、無理のない資金計画を立てましょう。
審査に落ちた際には他の金融機関を当たってみましょう。

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