Blog

ブログ

2020年6月4日(木)

  • コラム

キッチンをリフォームする際のポイントについて解説します。

キッチンのリフォームをご検討中の方は是非ご覧ください。
今までのキッチンが使いにくい、古いと感じて、リフォームをする方は多いですよね。
しかし、どんなキッチンにリフォームするか決めるのは難しいのではないでしょうか。
そこで今回は、キッチンをリフォームする際のポイントについてご紹介します。


□キッチンのリフォーム計画の立て方とは

 

リフォーム計画を立てる際、まずはリフォームで実現したいことを挙げましょう。
具体的には、収納を増やすことや、動線をスムーズにすることといった、キッチンを使う際に実感できるものがおすすめです。
次に、各希望の優先順位をつけます。
すべての要望に応えるリフォームは、現実的とは言えません。
後で具体的な計画をする際に、選択を迷わないよう、優先順位をしっかりと整理しておきましょう。
この際、普段の生活の中で不満に感じていることを最優先すべきですね。

また、できるだけ初期の段階で、予算の上限を決めておきましょう。
予算が決まっていれば、より具体的な案を出しやすくなります。
それに、計画の詰めの段階になってから予算オーバーが発覚すると二度手間ですよね。

希望が整理できたら、間取りを決めていきましょう。
I型、L型、アイランド型に代表されるように、キッチンの間取りは様々です。
キッチンの間取りを工夫すれば、動線や広さといったの希望は叶います。
広いキッチンや、キッチンの移動を伴う間取りを望む場合は、費用が高くなるでしょう。
予算を抑えつつ、きれいに新しく作り変えたい方は、従来の間取りを維持することをおすすめします。

間取りが決まったら、取り換える設備を検討しましょう。
具体的には、コンロの種類や、食洗器の有無、床や壁の素材などです。
予算と叶えたい希望を考慮し、取り換えるところを検討しましょう。


□リフォームの際の要望の具体例とは

 

リフォームの計画の際、叶えたい要望を整理することが大事と述べました。
では、具体的にどのようなことを求めてリフォームすると良いのでしょうか。
ここでは、その具体例をいくつかご紹介します。

まずは、キッチンの動線です。
使いやすいキッチンにするためには必須の条件ですよね。
冷蔵庫からキッチンへ物を運ぶ場面や、ダイニングに料理を運ぶ場面など、あらゆる場面を想定しましょう。

次に、床や壁の素材です。
やはり、キッチンは食材や油で汚れやすいものです。
掃除がしやすく汚れが落ちやすい素材を選ぶことで、時間が経っても綺麗な状態を保てます。
また、床の素材を柔らかいものにすれば、立ち仕事の負担を和らげられるでしょう。

収納の大きさを求める方も多いですよね。
特に、食器棚とキッチンが一体となった作りのものですと、食器を取りに行く手間が省けて効率的です。
収納を増やすために、床下の収納スペースを設けるという方法がありますが、少し注意しましょう。
物を取り出す際にかがむのが煩わしいため、使わないまま、床マットの下敷きになりがちです。
そのため、なんとなく床下収納を作っても、あまり使われずに無駄になるケースがあります。
工事の費用を考えると、むやみに不便な収納を増やしても意味がないかもしれません。

また、採光や換気、湿気対策といった、キッチンの周りの環境を求めるのも良いでしょう。
窓からの光を遮るものを移動させたり、換気扇の位置を工夫したりしてはいかがですか。


□リフォームの失敗例とは

 

リフォームした後、思わぬ不便を発見してしまい、後悔したくはないですよね。
ここからは、リフォームでよくある失敗例を挙げていきます。

 

*作業スペースが狭い

 

L字型のキッチンでは、角のスペースが使いにくいため、注意が必要です。
また、シンクを大きくしたりコンロを増やしたりすると、一見便利に見えますが、その分料理スペースが減ることになるため注意しましょう。

 

*床が油で滑る

 

床の素材によっては、料理中に飛んだ油で滑りやすくなる場合があります。
タイルの床は、掃除がしやすく色合いも良いという特徴がありますが、このような場合に、滑りやすく危険です。
マットを敷くことで対策できますが、マットを敷きたくない方は、床に滑りにくい素材を選びましょう。

 

*パントリーの使い勝手が悪い

 

キッチンに収納力を求める方は、パントリーも大きなものを選んでいることでしょう。
しかし、収納の大きさだけにこだわると、かえって物が取り出しにくく、不便に感じることがあります。
収納にこだわる方だからこそ、パントリーの形や棚の配置など、細部にも気を配りましょう。

他にも、ごみ箱を置くスペースが無かった、家電のコンセントが届かないといった、見落としがちな失敗例があります。
生活の際のあらゆる場面を想定して計画しましょう。

 

□まとめ

 

キッチンのリフォームを計画する際のポイントについてご紹介しました。
まずは叶えたい要望を整理し、予算を決めましょう。
その後、間取りと設備を工夫することで要望は叶えられるはずです。
リフォームの良い点ばかりに気を取られていると、失敗する可能性があるため、実際の生活までイメージして計画しましょう。

ブログ一覧