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2020年2月10日(月)
静岡の森を守る
家づくりに欠かせない「木」。
アトリエサクラではお家を建てる際に静岡県産優良木材を使用しています。
なぜ、静岡の木を使うのか? 静岡の木でなくてはいけないのか?
しっかり想いを持って伝えたい。
―ということで、昨年11月 に、“スタッフ全員”で静岡の森に行って、
目で見て、耳で聞いて、肌で感じてきました!
今回、森を案内していただいたのは…
林業士の安池さんお父様から引き継いだ3代目 |
朝8時に出発。 目指すは、安池さんの山。
途中車内から見たのは、全体的に暗く曲がった木も多い森の姿。
「ここは全く管理されていない場所。僕の山に行けば違いがすぐに分かりますよ。」
そうおっしゃった安池さん。
11時、安池さんの山に到着。
車を降りて目の前に広がった景色。それはさっきとはまるで別世界でした。
一本一本太く真っ直ぐ上に伸び、キレイに並んでいる木々。そこに差し込む太陽の光。
スタッフ達の間から「わぁ〜」「キレイ」という声が聞こえてきました。
ここの木は安池さんのお祖父様の代に植えられ、お父様、安池さんと3代に渡って育て守られてきた約50年もの。
「枝打ちや間伐をしながら、しっかりと地面に光を届かせ丁寧にお手入れをしてあげないと、こんな風には育たないんです」
なんと安池さん。アトリエからもそう遠くない市街地にお住まいで、毎日片道約3時間かけて通っているんです。
場所によっては電波も入らず、熊や猪しかいない山奥。
木こりのなり手がいない今、たった一人で管理されているとのこと。
誰もいない山奥の作業。命の危険もある中、私たちからすると恐怖や孤独と隣合わせの大変な仕事に感じてしまいます。
「自分の木が土台や柱として皆さんのお家づくりに使ってもらえる。お役に立てることが何よりの励みですね。」
「ちっとも!時間がある朝は自分でお弁当を作って、木に囲まれながらランチするのがもう最高!一人で楽しくやってます。」
笑顔で語る安池さん。
森を管理する。今回のツアーでスタッフ全員の心に刻まれたこの言葉。
管理するからこそ太く真っ直ぐになり、そして、そういう木でないと家づくりの木材としては使えません。
毎日手入れをしてくれる人がいるから、私たちは家を建てることができるのです。
なぜ、静岡の木を使うのか? ―――それは、静岡の森を守るため。
この答えに全員で辿りついた、有意義な一日でした。
まだまだここでは伝えきれていないこと、想いがたくさんあります。
これからそれをもっと発信し、皆さんに伝えていきます。
驚きあり、感動あり、ハプニングあり…(笑)
スタッフの親睦も深まった一日でした(*^^*)♪
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