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2020年2月11日(火)

  • コラム

リフォームで床を新しいフローリングに張り替えたい!フローリングについて徹底解説

「住んでいる家の床が大分古くなったので、新しく張り替えてもらいたい。」
「床をリフォームする際に、どのフローリングにするかで悩んでいる。」
このように、フローリングへと床を変えたいけれど情報をあまり知らない方のために、今回は、フローリングの種類から普段の手入れ法まで徹底解説します。

□フローリングの種類

*無垢フローリングと複合フローリング
まず、フローリングを大きく区分すると、2つに分けられます。
無垢フローリングと複合フローリングです。
住宅によく使用されるのが複合フローリングですが、それぞれの特徴に合わせて好きな方を選んでよいでしょう。
しかし、それぞれにメリット・デメリットがあるので気をつけてください。
無垢フローリングは、JAS規格で無垢材、集成材のみを使ったフローリングだと定義されており、使用される木によってテイストが大きく変わってきます。
無垢フローリングのメリットは、質感が素晴らしく、肌触り、香りともに優れていることです。
お子さんにもやさしい素材だと言われています。
経年劣化も雰囲気が出るのが特徴で、傷ができた場合でも、その箇所を削って綺麗にできます。
しかし、デメリットとして金額が高いことと、こまめな手入れが必要であることが挙げられます。
水に弱く、吸収性に優れていることが起因して木と木の間に隙間が生まれることもあります。
一方で、複合フローリングは合板、集成材の上から天然木や特殊シートを貼ったものです。
メリットとしては木材の安定が言えます。
フローリングの反りや収縮がなく、近年では耐衝撃性、耐摩擦性を売り出した商品など優れた機能を持つ複合フローリングが増えてきました。
機能面だけでなく、色やデザインの種類も豊富です。
デメリットは補修ができないこと、湿度を調整する作用がないこと、踏み心地が無垢材ほど優れていないことが挙げられます。

*木の種類
木材の種類は広葉樹と針葉樹の2種類です。
広葉樹の方が堅く、針葉樹の方がやわらかい素材です。
そのため、広葉樹の方が傷つきにくく収縮、膨張にも対応します。
対して針葉樹は、広葉樹より傷つきやすいですが、修復できるうえに、肌触りがよいのが特徴です。
広葉樹の代表的な木材は、ウォールナット、ブラックチェリー、メープル、栗、チーク、オーク、タモ、バーチ、ローズウッドです。
対して針葉樹の代表的な木材には、パイン剤、ヒノキがあります。
色や手触り等それぞれ特徴が異なるので、見本などを参考によくチェックしてみてください。
カタログを取り寄せて実際どのような色合いなのか確認するのもよいでしょう。


□普段からできるフローリングのお手入れ方法

フローリングにリフォームするのはいいけれどそのあとの手入れが心配な方のために、お手入れ方法をご説明します。

*普段簡単にできるお手入れ
頻繁におこなっていただきたいのが、ゴミやほこりの撤去と乾いたぞうきん、モップでのふき取りです。
掃除用品は、なるべくドライタイプのものを使用しましょう。
ウェットタイプのものを使うとフローリングが変色する恐れがありますので気をつけてください。
さらに、スチーム洗浄機の使用は控えましょう。
フローリングの突き上げ、ふくれ、ひび割れなど状態が悪化する可能性があります。
汚れがしぶとくなかなか落ちない場合は、から拭きの後にしっかりと絞ったぞうきんか、住居用洗剤を含んだぞうきんで汚れをしっかり拭き取ってください。
中性のもののみ使用可能です。
しかし、何度もしてしまうと表面がひび割れますので注意しましょう。

*ワックスがけ
ワックスがけは半年に1回の頻度でフローリング表面の保護や、つやを出せます。
しかし、普段足で踏まない隅の部分などは塗りすぎによって色が他の場所と変わってしまうことがあるので注意してくださいね。
ワックスは樹脂タイプのものを使用し、ロウタイプの水性、乳化性、油性の商品は使わないようにしましょう。
樹脂ワックスは塗装していない床材には使用できませんのでご注意ください。
樹脂ワックスの塗り方を紹介します。
まず、ワックスがけは天候の良い日を選択し、窓を開けて風通しが良好な状況をつくります。
直射日光によって床の温度が上がっている場合はワックスをかけないでください。
先ほど説明した方法の通りにフローリングを綺麗に掃除したあと、フローリングの目地部を完全に乾かします。
そのあと、樹脂ワックスを専用のモップに染み込ませ、木目方向に向かって薄く塗っていきます。
塗り終わった後は、樹脂ワックスが完全に乾くまでの間20分から30分ほど乾かしておいてください。
乾くまでの間、フローリングに触れないようにしましょう。

□まとめ

フローリングの種類からお手入れの方法まで説明しましたが、ご理解いただけたでしょうか。
フローリングを選ぶ際は、サンプルをよく見たうえで部屋のインテリアや環境に合ったものを選ぶと良いですね。
フローリングのリフォームに関して気になることがありましたら、遠慮なく当社にご相談ください。
フローリングは種類がかなり多いため、素人の判断では不安になる部分もあると思います。
社員一同丁寧な対応をさせていただきますので、ご安心ください。

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