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2019年12月24日(火)

  • コラム

注文住宅を購入する際の契約の流れについてご紹介!

家づくりは、どのような流れで行なわれるかご存知ですか。注文住宅を購入する場合、ほとんどの方が初めての経験なので、不安だという意見も多いと思います。今回は、実際に注文住宅を建築する際の契約までの流れについて説明しますので、少しでも不安を解消して頂ければ幸いです。

家を建てるためには、まず土地が必要です。住宅会社や不動産業者を通じて、できるだけ早く土地を購入する必要があります。良いなと思った土地を見つけて、土地に合わせたプラン・見積もり作成を行っても、他の誰かが購入してしまうとすべてが台無しになってしまうからです。しかし、住宅ローンを利用して購入資金を捻出する場合がほとんどですので、最低限手付金として土地価格の1割くらいの現金が必要です。手付金をいれると購入の意思表示となり、他の人は買うことができなくなります。すでに建築予定の土地をお持ちの方であれば、土地に合わせた外観や間取りなどのプランを作成することになります。もし1割の手付金がなかったり、残しておきたい場合は不動産業者と交渉が可能です。

手付金の額が決まれば、土地契約を結ぶことになりますが、申込み書には住宅ローン特約という項目を入れたものになります。住宅ローン特約とは、土地の価格から手付金を引いた残金を住宅ローンで決済しますという約束事です。通常は1ヶ月から2ヶ月以内の期限を設けて残金を支払う事になりますので、住宅ローンの申込みをして土地の残金の決済を行うためにも、並行して建物の契約(注文住宅購入)もしなくてはいけません。万が一期限を過ぎた場合は、申込みは無効となり手付金は返ってこないので注意が必要です。

注文住宅は、資金計画をもとにプラン・見積もり作成をしていきますが、最終の決定プランまでは何回か打ち合わせが必要です。住宅ローン申し込みをして、土地の決済をするためにもできるだけ早く対応しなければなりません。そのため会社帰りや仕事の休日などを、フルに活用して打ち合わせをしないといけないため、家づくりにおいて最も大変な時期です。納得のいくプラン見積もりが決定したら、注文住宅購入の申込みとなります。

一般的には、契約時に申込金(手付金)、着工時の着手金(手付金とあわせて購入価格の約3割)、建物の上棟時の中間金(約4割)、完成引き渡し時に残金の支払いが必要です。着手金や中間金などは、金融機関のつなぎ融資を利用して支払いをしますが、完成引き渡しまでの利息が発生します。当社では契約手付金のみを預かって、完成引き渡し時に残金を頂いていますので、通常かかるつなぎ融資の利息負担がないため安心して購入して頂けるかと思います。

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