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2019年9月1日(日)

  • コラム

専門家が注文住宅の玄関タイルの選び方についてお教えします!

注文住宅は、オーダーメイドで依頼する場合は住宅の細部まで自分で決めることができます。
こだわりの詰まった世界に一つだけの住宅をつくれるのです。
今回は、特に細かい箇所にはなりますが、玄関のタイルの選び方についてご紹介します。
お客様が訪れたときに、ドアを開けた後必ず目にするところです。
玄関でお住まいの印象が決まる可能性も十分に考えられますので、素敵な玄関タイルを探しましょう。

 

□タイルの色

タイルの色合いを決める際は、まずお部屋にマッチするものに絞りましょう。
グレー、ブラウン、ベージュ、ホワイト、ブラックと様々な色のタイルがあります。
部屋の印象を柔らかいものにしたい場合はベージュがおすすめです。
また、温かさも演出してくれます。
神聖な雰囲気を出すのはホワイトやブラックです。
部屋をモノトーンでシックにまとめている場合、より大人なイメージが強調できます。
複数の色を使うことも不可能ではないですが、高等なデザインテクニックなため、あまりおすすめしません。
さらに、色によって汚れの見え方が異なることに留意しましょう。
ホコリや砂が目立ちやすい色があるので、まめに掃除をすることが億劫な方はそういった色を避ける必要があります。

 

□タイルの表面加工

色と同じく、タイルの質感も印象を大きく変えます。
表面がつるつるしていて滑りが良いものと、でこぼこしていてざらつきがあるものの2つに分けられます。
タイルの見え方として光沢のある加工か、あるいはマットな加工かという違いもあります。
どちらのイメージが室内やお客様の希望に合っているか比較してください。
見た目だけでなく、歩きやすさも重要なポイントです。
つるつるしていると、ヒールでも歩きやすいですが、雨の日に靴が濡れたままタイルの上を歩くと、スリップしやすいです。
その一方で、でこぼこした加工のタイルはヒールで歩くと足をくじきやすい質感です。

 

□手入れのしやすさ

色によって汚れの見え方が変わると説明しましたが、汚れの取れやすさもタイルの種類によって異なります。
水はけがよいか、汚れが詰まりやすくないかを意識して選びましょう。
タイルのつなぎ目が多いと隙間が増えるため、掃除が面倒です。
一方で、タイルのつなぎ目が水の通り道になるため、水はけが良い一面を持っています。

 

□まとめ

玄関タイルを選ぶ際に注目していただきたいポイントを説明しました。
タイルの種類にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
特徴を捉えた後は、お客様の好みやニーズに合わせてこれから建てる新築に一番マッチしたタイルを選択しましょう。

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