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2018年12月28日(金)

  • コラム

無垢材のフローリングに付いたシミはどう対処すればよい?

あなたはフローリングについたシミをどうしていますか?
「そのまま放置!」「水でふき取る!」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、無垢材のフローリングについたシミの対処法を紹介します。

 
□シミの対処法!
✳︎お酢
キッチンのフローリングは洗剤など飛び散るためシミがよくできます。
シミは主にアルカリ性と酸性を中和させることで取れます。
洗剤によるシミはアルカリ性が多いので、酸性であるお酢を使うと、シミが取れるまたは薄くなることがあります。

お酢を使った方法はまず、水とお酢を同じ割合で混ぜたものか、お酢の原液を用意します。
シミ部分に用意した液体をかけ、水で濡らした雑巾などでこするように拭き取ります。
無垢材は水拭きで表面に塗られたワックスが落ちやすくなるので、最後にワックスをかけると良いです。

✳︎サンドペーパー
水拭きやお酢で取れなかったシミはサンドペーパーで削ることで取れることがあります。
シミの部分を#180程度のサンドペーパーで削り落としてから、#240~320程度のさらに細かい目のサンドペーパーで調節すると、きれいになります。
最後に削った部分を再塗装しましょう。

✳︎エタノール
軽度の白濁である場合、エタノールでふき取ると取れます。
取れなかった場合は、サンドペーパーを使いましょう。
サンドペーパーをご使用の際は再塗装を忘れずに行いましょう。

 
□注意点!
フローリング掃除をする際、強酸性や強アルカリ性の洗剤は木材や塗装を傷めてしまうので、使わないでください。
自動床洗浄機(ポリッシャー)やスチームクリーナーを使用すると表面が傷つく可能性があります。

また、これらは水分を含んでいるのでフローリングの反りや、毛羽立ちなどのの原因になりますのでご注意ください。
ホットカーペットを使用する際は、下に断熱性の高いマットを敷くようにしましょう。
なぜならホットカーペットの熱がこもり床が傷むからです。

 
□シミ予防!
床に何かこぼしてしまうことはよくあります。
こぼしてしまった際は、すぐに拭き取りましょう。
また年に2回程度ワックスがけをするなど、定期的なお手入れをしましょう。

 
□最後に
フローリングの素材として無垢材が選ばれていることが多いです。
無垢材は天然の木を使用しているので、丁寧に取り扱わないとすぐに傷みます。
フローリングにシミができる前に対処して予防しましょう。

「アトリエサクラ有限会社」では修理や修繕といったリフォームのご依頼をお受けしています。
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