Blog

ブログ

2018年10月25日(木)

  • コラム

無垢材のある生活:無垢材とは?その特徴と使われ方を一挙紹介!

最近住宅の構造やインテリアを考えるときに無垢材が注目されていることをご存知でしょうか。
「色や雰囲気は気にしたことがあるけれど素材そのものにはあまり気をかけたことがないな…」
そんな方も多いかもしれません。
これを機会に素材そのものから生活を考えてみませんか?
 
□無垢材とは
天然の木そのものを使用した素材のことです。
木が持つ本来の質感を感じることができ、化学物質を使用していないので健康面に影響を与えることがないとして注目されています。
天然の木が素材なので湿度が高い日には水分を吸収し、乾燥している日にはその水分を放出する作用を持ちます。
断熱性も高く、季節によって暮らしやすい環境を提供します。
日本は特に夏は高温多湿な気候であるため環境にあった家を作ることができるといえるでしょう。
 
一方で木材には集成材というものもあります。
集成材は乾燥させた材を接着剤で組み合わせた人工的な木材です。
強度や品質が一定であるため取り扱いやすいというメリットを持ちます。
 
□無垢材の種類
大きく針葉樹と広葉樹にわけることができます。
 
*針葉樹
広葉樹と比較するとやわらかいのが特徴です。
強度はしっかりしています。
主に木造建築の構造などに使用されており、スギやヒノキがこれにあたります。
 
*広葉樹
内装や家具などに使用されており、キズは付きにくく重厚な雰囲気を生み出します。
オークやカエデなどがあります。
 
□無垢材の使われ方
実は意外と多くのものに使用されています。
ここではその中でも代表的なものをご紹介いたします。
 
*家の構造材
木造住宅の構造部分を無垢材にした家が近年増加しています。
化学物質を使用していないのでシックハウス症候群などになる心配がありません。
 
*フローリング
年を経過すればするほどその色や艶に味が出てくることが人気の理由の一つです。
さらに調湿効果から夏に裸足で歩いていてもべたつくことがありません。
フローリング材として一般的なのはオークですが、価格があまり高くないパインも人気があります。
ウォールナットは高級感があるのでそういった雰囲気を求める場合は使用を考えてみてはいかがでしょうか。
 
*家具
重厚感があり頑丈なので長く使用することができます。
家具の木材として一般的なのはオークです。
硬度も強度も強く、耐久性にも優れているので家具の加工にも適しています。
 
□おわりに
無垢材と一口に言っても様々な種類があります。
あなたの好みの色や雰囲気、用途などで選びましょう。
無垢の木を使用した家にしたいけれど全部は難しいという方も家具やフローリングなど少しずつかえていってみてはいかがでしょうか。



ブログ一覧