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2018年8月6日(月)

  • コラム

何が違うの?注文住宅の工務店とハウスメーカーとの違いご紹介!

注文住宅を建てる際には業者へ依頼されると思いますが、どのようなところを候補とされていますか?
よく利用されている依頼先として、地元の建築業者をはじめとする工務店と全国的に大規模に経営しているハウスメーカーが挙げられます。

両者の間にどのような違いがあるのかということを今回はお話しいたしましょう。
 
◎工務店とハウスメーカーは何が違う?
工務店とハウスメーカーは注文住宅などの新築を行うという点では大方共通しているのですが、主に三つの観点で違いが見られます。
 
○料金体系
いつ支払うのか、支払い方などは業者によって変わってきますが、工務店とハウスメーカーの大きな違いは支払った料金が何に使われているかという点です。
多くの工務店においては費用のほとんどが工事代金として充てられます。

一方でハウスメーカーはこのようなことはあまりありません。ハウスメーカーは全国的に展開する以上、知名度を上げていく必要があります。
同じハウスメーカーの広告や宣伝を何度も見た方という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった宣伝にかける費用は住宅建築の料金に上乗せする形で賄う必要があります。
逆に言えば支払った代金の一部が別の用途に使われるということです。
 
○施工するのは…
工務店は地元を中心に小規模で行なっていますので、自社の担当者が契約から施工まで担当することが多いです。
社長自身が工事を行うこともあります。

一方でハウスメーカーは家を売ることを目的にしていますので、会社そのものが施工を担当しているということはあまりありません。
ではどのように家が建つのかと言いますと、各地域に下請け業者を従えて、注文が入ったら施工を依頼する形で行うのです。
 
○保証の充実度
工務店は小規模での経営である以上、残念ながら倒産する可能性も高いものです。
何年か経って不具合が生じて問い合わせみると会社がなくなっていたということでは困ってしまいますよね。
独自の保証を提唱している業者もありますが、長い目で見てその業者が残っているのかということも見極めておいた方が良いかもしれませんね。

ハウスメーカーの下請け業者も同様に当てはまりますが、親会社はまだ安定感がある方なのでアフターフォローが充実している傾向があります。
ただし、下請け業者との連絡ができていることが前提ですので、保証面に関しては契約の際にハウスメーカーと下請けの両者に認識の違いがないかを確かめておくようにしましょう。
 
◎最後に
今回は、工務店とハウスメーカーの違いについてご紹介いたしました。
注文住宅を建てられる際には、ご自身がどのような観点を重視なさりたいかということからお選びになることをお勧めいたします。

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