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2018年5月26日(土)
工務店とハウスメーカのそれぞれの特徴を知ろう!
注文住宅をつくる際には、業者をしっかりと選ぶことがポイントとなります。
実績や技術を持っていない業者に依頼してしまうと、せっかくの住宅づくりを失敗してしまいます。
家はとても高い買い物ですから、時間をかけてどのような業者がいいのかを見定めてください。
まず、家をつくる業者には工務店とハウスメーカーがあります。
どちらかを選ぶのには、それぞれの特徴を把握することが大切です。工務店は、主に戸建て住宅をつくる専門会社と考えてください。
明確に定義されているわけではないのですが、多くの場合、地元に密着した仕事を多くしています。
戸建て住宅というのは、ひとつの敷地内にひとつの世帯が住む家を指します。
一世帯が住んでいる家だけではなく二世帯住宅をつくることもあると共に、家を建築するために必要なスタッフを構成する仕事を主にしています。
工務店には属していない大工さんや左官職人、飛び職人などに発注をするのです。監督をするスタッフのいる会社と考えておけばいいでしょう。
一方のハウスメーカーもはっきりとした区別はないのですが、一般的には大手住宅メーカーを指す言葉として使われています。
テレビコマーシャルなども放映されているので、多くの人にとってなじみがある会社だと言えるでしょう。
最近では、これまでに実績を積み上げてきた会社だけでなく、新興の住宅メーカーもハウスメーカーと呼ばれるようになっています。
住宅をつくる専門企業を考えておけば分かりやすいでしょう。
こうして考えるとあまり差はないように感じますが、大きくわけてふたつの違いがあると言われています。
ひとつめは、仕事をする流れの違いです。
工務店は、間取りなどの家のデザインを施主と一緒になってつくっていきます。
もちろんそうではない会社もあるのですが、多くの企業が施主との距離が近くなっています。
ハウスメーカーは、創作というよりも組み立てるというイメージが強いです。
家のつくりかたをマニュアル化して、全国で家を販売しています。
このように仕事のやりかたに違いがあるので、任せてしまいたいかどうかによって両者の選びかたが変わってきます。
ふたつめの違いは、仕事を担当する規模です。ハウスメーカーは全国的に視点をもっています。
特に地元に密着しているわけではなく、全国的にまんべんなく営業スタッフがいます。
そのため、ブランドや実績を重視している人に向いています。
工務店は地域と顧客に密着していますので、コミュニケーションを大切にしながら家をつくっていきたい施主に向いていると言えるでしょう。
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