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2019年5月27日(月)

  • コラム

注文住宅建築を依頼する施工会社の選び方と注意点

注文住宅を建てる場合は施工会社を選ぶ必要があります。注文住宅の施工会社は多く存在し、選び方を間違うと大変なことになります。目的に合った会社を選べるように、適切な選び方を習得する必要があります。施工会社には全国規模の大きな会社から地元に根を張る小さなところまで様々あり、それぞれに長所と短所があります。大きな会社は一般に技術力が高く、流行にも敏感です。小さな会社は費用が安く済み、メンテナンスに有利性を発揮します。それぞれの特徴を見極めた上で、目的に合う施工会社を選ぶことが大切です。

住宅の施工を行うには一般に建設業の許可が必要です。選ぶ前には建設業の許可を受けていることを確認することが大切となります。加えて、住宅の施工実績が多いかどうかを確かめることも必要です。経験の多い会社は多くの物件を扱っているので、住宅のノウハウが高いと判断できるでしょう。小さな会社は経営面で心配となることもありますが、他の会社と提携した完成保証をつくることで、不測の事態に備えることができます。大きな会社は経営面で安定しているものの、経費が高くなるのが欠点です。

施工会社を選ぶ場合は、その会社にどれだけの自由度があるかを確認しましょう。大きな会社の中には標準設計を採用することで、自由な設計ができない場合もあります。せっかくの注文住宅なので、設計の自由度はとても大切です。もちろん、住宅の設計では予算や法規の制約があります。予算内の規模や適法な建築物であることが当然のことながら求められるので注意が必要です。それ以外の部分では建築主の希望をより自由にかなえてくれる会社を選ぶことが大切となります。

プランニングは住宅の設計で最も大切な部分です。建築主の希望をできるだけ反映させてくれる自由度の高い会社を選ぶことが成功の秘訣です。なんでも希望を聞いてくれる会社が必ずしも良いとは限りません。住宅では耐震で大切となる壁の設置が必要で、その壁を省略しない会社のほうが信頼できます。建築主の希望を最大限聞いた上で、適切な提案をしてくれる会社を選ぶことが成功につながります。

注文住宅はプランニングだけでなく、材料選びも大切です。大手の会社でも化学物質の入った工業製品を使いがちです。人間のからだに良い自然素材を使ってくれるのは、案外地元の会社であることが多いのです。地元の会社は地域の事情に精通しているので、意思の疎通がうまくいきます。注文住宅は建てれば終わりではなく、完成してからもメンテナンスが続きます。地元の会社ではメンテナンスにも適切に対応してくれるので、住宅を長く使うにはもってこいです。

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