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2023年8月17日(木)

  • コラム

見えない玄関づくりをしようとしている方向け!家づくりのポイントを解説

一戸建ての注文住宅を考えており、玄関の広さをどれくらいにしたらよいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
狭すぎて不便さを感じたり、広すぎてスペースを持て余したりしないためには、標準的な広さや幅を知ることが重要です。
今回は、玄関を見えない家にする理由や玄関づくりの楽しさを紹介します。

□玄関を見えない家にする理由とは

見える玄関とは、言い換えると、「道路から玄関ドアが見える玄関」です。
土地の高低差もあるおかげで道路側からよく見えます。
「玄関を開けたら歩行者とバッチリ目が合ってしまった。」
このようなきまずい経験をした方も多いですよね。

また、玄関がオープンすぎて家の中まで丸見えなお宅もあるでしょう。
実は玄関前の目隠しには、道路からの視線を遮るほかにも、いろいろな目的を持たせることができます。
目隠しが必要な理由は以下の通りです。

1.防犯上良い

侵入者にとって、周囲の人に見られないほど犯罪の機会が上がります。
加えて、家の中が丸見え状態も、同じく侵入者が入りやすくなってしまいます。
目隠しの塀やフェンスなどのスクリーンを外構に設置することで、侵入者に状況を知られにくく、侵入されにくい環境をつくりましょう。

2.安全上

玄関が道路に面した住宅も危険です。
特に子供が小さいうちは、玄関から飛び出して事故につながる可能性も考えられます。
そのような時に、玄関前に目隠しとなるフェンスがあることで、自然と足が止まり安心して生活ができるでしょう。

3.おしゃれ

3つ目は機能的なものではなく、自宅がおしゃれになることです。
敷地をただ塀で囲ってしまうだけでは、圧迫感を感じ、見栄えもよくありません。
目隠しには、ご自身の好みに合った豊富なデザインがあり、素材もさまざまです。

□玄関づくりの楽しさとは

玄関は、来客が建物内に入る最初の空間であり、家の印象を大きく左右します。
素敵な玄関で迎えられると、気分が高揚しますよね。
そして家族にとっては、「いってきます」と「おかえりなさい」が飛び交うコミュニケーションの場でもあります。

ここでは玄関づくりの楽しさを紹介します。

家を建てた経験者の声でよく聞くのが、「玄関の収納が足りなかった」といった後悔の声です。
玄関は、靴以外にも、思った以上にいろいろなものを収納する場所でもあります。
家族の暮らし方を想像しながら、何を玄関に収納したいか、どんな行動をするのか考えて、収納を検討しましょう。

また、玄関土間も広めにとっておけば、アウトドア用品のほこりを払ったり、雨で濡れた雨具を拭いたりと何かと便利です。

玄関づくりのアイテムは、素材や機能もさまざまで、幅広く楽しめます。
天然木を使用した玄関収納や、照明を柔らかい光にすると、雰囲気も和やかに。
さらに、インテリアグリーンの活用も面白いでしょう。
ポトスを垂らしたり、大型のパキラを飾ったりすればおしゃれな玄関になること間違いなしです。

□理想の玄関を作るためのポイントとは

1.ドアやデザイン

金属製のドアは重厚感やスタイリッシュな印象があり、耐久性に優れており、木製や木目調のドアは自然の温かみが感じられ、ナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめです。
このように、ドアだけでも大きく印象を左右するでしょう。

加えて、玄関ドアのデザインも慎重に選びましょう。
華やかな雰囲気にしたいなら装飾のあるドアを、落ち着いた雰囲気にするならシンプルなドアをチョイスしましょう。
その際、玄関まわりの床や天井の色との相性なども考慮しましょう。

2.開放感のある空間

玄関を明るく開放感のある空間にすることで、外出前後の気持ちがよくなるうえ、来客の第一印象が良くなります。
玄関に窓がない状態で、玄関ドアにガラス部分がないものを選んでしまうと、どこからも陽の光が入ってきません。

玄関が暗くてジメジメした空間になってしまうのは、代表的な失敗例であるため、玄関に陽の光が入るような工夫をしましょう。
具体的には、玄関に窓やスリット窓を設置したり、吹き抜けの玄関にする工夫などが挙げられます。

3.色使い

色使いとバランスを考えながら家づくりを進めていきましょう。
なぜなら色使いによってイメージはガラリと変わるので、よく考えて選びましょう。

・ベースカラー 70%
・メインカラー 25%
・アクセントカラー 5%

この割合で色使いを決めると、おしゃれにまとめることができます。
ベースカラーは全体の70%を占め、壁紙や廊下の色などがこれにあたります。
メインカラーは、玄関タイルや靴箱の扉、シュークローゼットの扉などです。
アクセントカラーは、扉の取手や玄関の段差の一部分などに使用することでおしゃれな雰囲気に仕上げられます。

□まとめ

今回は、見えない玄関の理由や玄関づくりの楽しさといった家づくりに役立つ情報を紹介しました。
玄関の理想は、家族構成や収納スペースの広さによって異なります。
今だけでなく、将来も見据えた上で玄関の広さやデザインを検討しましょう。

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