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2017年2月23日(木)

  • コラム

健康な注文住宅づくり|自然素材の種類と特徴①

シックハウス症候群やアレルギーが問題視されるようになり、化学物質を使わない注文住宅が注目されるようになりました。
自然素材を使った壁材や床材を使うことで、健康に過ごせる家になります。

そこで2回に分けて、6種類の自然素材の種類と特徴を紹介していきます。

 

 漆喰

漆喰は消石灰が主材で、壁材として使われるのが一般的です。
緻密な素材なので、時間の経過とともに硬くなる特徴があります。
また、耐水性が備わっているのもメリットです。
一方、乾燥に弱くクラックが入りやすいのがデメリットです。施工に手間がかかり、コストが高くなってしまうこともあるでしょう。

 

 珪藻土

藻類の一種であるプランクトンが海底につもって化石となったものを壁材として使用します。
耐火性があり、キッチンでも安心して使えます。また、調湿性や消臭性もあり、多機能性自然素材と言えるでしょう。
デメリットは漆喰と同じで、乾燥するとクラックが入ってしまう点です。

 

 無垢材

見た目が美しく、風合いを感じられる天然素材です。
フローリング材として主に使用されます。
防虫効果や耐久性、断熱性や保湿性、調湿性を備えており、快適な注文住宅にしてくれることでしょう。


一方、吸湿性によって無垢材が膨れたり縮んだりします。
その結果、フローリングの反りや曲がり、割れが生じてしまうことがあります。

 

次回は、セルロースファイバー・コルク材・天然リノリウムの特徴を紹介していきます。

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