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2022年12月14日(水)

  • コラム

注文住宅におすすめ!無垢材の種類とお手入れ方法

フローリングに使われる素材として、無垢材があります。
聞いたことはあるが、あまり良く知らないという方に向けて、今回は無垢材のメリットとデメリットに加え、お手入れ方法について紹介いたします。

□無垢材とは

無垢材は、自然な木材と言われ、丸太から切り出したそのままの状態の木材のことです。
薄くした木版を張り合わせた人工の木材と異なり、木本来の雰囲気を楽しめる素材として人気があります。

特に足から木の質感やぬくもりを感じられる点が魅力です。
切り出したままの木材は、品質にばらつきがありますが、それぞれ表情豊かな木材の質感を楽しめます。

無垢材は主に5種類に分けられます。
1つ目はパインの無垢材です。
素朴で独特な深みがあるのが特徴で、時間が経ち色が変わっても楽しめます。

2つ目はスギの無垢材です。
スギは和風の部屋に合うと言われ、柔らかい素材なのが特徴です。
肌ざわりが良く、素足で歩くのに最適な素材と言われています。
また、独特の強い香りがあるためにおいに敏感な方は注意が必要です。

3つ目はヒノキの無垢材です。
強度と耐久性に優れているため、フローリングに最適な素材と言えます。
スギと同様にヒノキも独特の香りがあります。

4つ目はクリの無垢材です。
クリは木目がはっきりしているのが特徴で、力強い印象を出せます。
強度があり、耐湿性に優れているため、水回りのフローリングに最適です。

5つ目はオークの無垢材です。
オークはウイスキーのたるに使われている素材で、耐水性に優れています。
木目は落ち着いていて、シックな印象を出せます。

□無垢材のメリットとデメリット

無垢材のメリットは4つあります。
1つ目は独特の風合いが出せることです。
自然の木を使用しているため、柄や手触りなど木の風合いを楽しめます。
それぞれ同じものが一つもない状態なので、不均一ではありますが、自然独特のあたたかみを出すことが可能です。

2つ目は長年使うことで色の変化を楽しめることです。
ヴィンテージもののように、時間の経過で色の変化や独特のツヤを感じられます。
オークは色合いやツヤが出にくい素材です。
しかし、徐々に変わる変化に愛着がわく方が多くいらっしゃいます。

3つ目は湿度の調整が可能なことです。
自然の木材は、湿度が高いと湿気を吸い、湿度が低いと湿気を空気中に出します。
そのため、部屋の中の湿度が調整され、すごしやすいです。

4つ目は冬場の冷え込みを緩和してくれることです。
冬場は特に足元から冷え込みを感じる方が多いですが、木材が断熱材のかわりとなり、床からの冷えを緩和できます。

5つ目は清潔さを保てることです。
無垢材は木の精油を含んでいるため、カビや細菌の増殖を抑える効果があります。
小さいお子様がいらっしゃるご家庭や、アレルギー持ちの方がいる場合に最適です。

□無垢材のお手入れ方法

無垢材のお手入れ方法は大きくわけて4つあります。
1つ目は掃除機やほうきがけです。
日々のお手入れとして、無垢材表面の髪の毛やほこりを定期的に取り除きましょう。

2つ目は乾拭きです。
乾いた雑巾やワイパー、ドライシートで乾拭きをするのがおすすめです。
無垢材はワックスをかけていても、水分を吸い込みやすい性質があります。
そのため、掃除機やほうきでゴミを取り除いた後、乾拭きをしましょう。
木目にそってふくと、汚れがおちやすいです。

3つ目は床の隙間のお掃除です。
無垢材は木の板を順番に並べた状態になっています。
そのため、板と板の間にほこりやゴミがつまってしまうことがあります。
隙間にごみがつまると、見た目が悪くなったり、その後のお掃除がしにくくなったり悪影響があります。
つまようじで隙間の汚れをかきだし、掃除機で吸うときれいに取り除けます。

4つ目はワックスのお手入れです。
木材には水に弱いという特徴があります。
そのため、ワックスで撥水効果をつける必要があります。
ワックスを塗る際は、ぬりすぎに注意しましょう。
塗りすぎると、表面に浸透できなかったワックスが残り、べたついたり、黒ずんだりしてしまいます。

5つ目は汚れを落とすお掃除です。
水をこぼしてしまった際もワックスの撥水作用が働いていれば安心です。
水が木に浸透してシミになる心配がありません。

ソースや醤油などの濃い液体をこぼしてしまった際は、固く絞った雑巾で拭きましょう。
油っぽい汚れの場合は、雑巾に中性洗剤をうすくなじませて使うと汚れが落ちやすいです。

うっかり子供が油性ペンで落書きをしてしまった場合は、床の表面をサンドペーパーで削るときれいになります。
けしごむで消すと落ちる場合もあります。
こすった部分は再度ワックスをかけて補修すると良いでしょう。

□まとめ

今回は無垢材について、お手入れ方法をご紹介いたしました。
当社はお客様の理想のマイホームを実現するため、さまざまなご提案をいたします。
無垢材を使ったあたたかみを感じられるおうちをお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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