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2022年12月6日(火)

  • コラム

注文住宅のメリットとデメリットは?失敗例もご紹介

こだわりのマイホームが手に入る、注文住宅。
そんな注文住宅でもメリットばかりに目をむけていると失敗してしまう可能性があります。
そこで今回は、注文住宅のメリットとデメリット、失敗しないコツについてご紹介いたします。

□注文住宅にメリットについて

注文住宅のメリットは5つあります。
1つ目は自由度が高いことです。
家のあらゆるところをカスタマイズできるため、どんどん自分のイメージを相談できます。
間取りから外観、仕様まで自由度が高いです。
どの家とも違う、唯一無二のお家を作れます。

2つ目は予算の兼ね合いを調整できることです。
間取りから設備、建築資材まですべて決めることで、こだわりたい部分とこだわらない部分を見極められます。
それにより、予算の兼ね合いを調整できるのがメリットです。
プロに相談すれば、予算内でより良いプランを提案してもらえます。

3つ目は建築過程をこまめに確認できることです。
気になった際に抜き打ちチェックのような形でチェックしたり、進捗を定期ぎ報告してもらえたり、目に見える形で建築過程を確認できます。
その場で管理者にわからない点をすぐ質問できるのも魅力です。

4つ目は資産価値が高いことです。
注文住宅はこだわりを持って良い素材や構造にすることが多いです。
そのため、普通の住宅よりも資産価値が高くなります。

5つ目はリフォームが簡単なことです。
何十年も同じ場所に住んでいると、生活していくうえでリフォームや増築を考える場面があるのではないでしょうか。
その際、注文住宅であれば対応がしやすいです。

□注文住宅のデメリットについて

注文住宅のデメリットは3つあります。
1つ目は入居までの期間が長いことです。
注文住宅と違い、建売住宅は契約すると即入居できます。
しかし、注文住宅は初期の面談からおよそ2ヵ月、そこから完成までさらに3ヵ月かかります。
土地選びに時間がかかり、半年かかって家づくりに取り掛かれないケースもあります。
事前に土地選びから面談、上棟までのスケジュールを決めておきましょう。

2つ目は契約までの工程が複雑なことです。
土地を選び、取得するところから支払いまでの工程が複雑です。
資産計画が一般的な住宅と比べて複雑なため、そこで諦めてしまう方もいます。

また、注文住宅は部分的にこだわるポイントが多いため完成イメージがしにくいと言われています。
イメージ図で実際に住んでいる姿をイメージすると、契約までの工程も整理しながら取り組めます。

3つ目はこだわりが強いと、予算をオーバーしてしまうことです。
要望が増えれば増えるほど、かかる諸費用も上がります。
家具や構造、間取りのこだわりに加え、、上下水道の引き込み費用、地盤改良費用、各種登記費用、融資に関する諸費用などがあります。
資金計画で余裕をもたせるのがおすすめです。

□注文住宅の失敗例について

よくある失敗例は5つあげられます。
1つ目は収納スペースの使い方の失敗です。
奥行をとりすぎると、使い勝手が悪い余計なスペースができてしまいます。
ものが取り出しにくい、収納したものが見当たらないのは大きな問題です。

それぞれの収納に適した奥行にするには、ハンガーポールを2本にしたり、手前を中央より下に配置すると収納量がアップします。

2つ目は間取りの広さで考慮しきれていないことです。
畳数にこだわり、窓の数が少なくなったことで閉鎖的な印象になってしまう例があります。
天井の高さは部屋の広さを決めるのに一番重要な項目です。

空間に広さを感じさせるためには、リビングの天井だけ他の部屋よりも高くする、窓を全面開口のタイプにすると視界が広がります。
また、当初から大人数の来客を意識した広さで作ってしまうと、後々空間の使い方で困ってしまいます。

リビングとダイニングの間取りを可動式にすると、広さを有効活用できるフレキシブルな空間を作れます。

3つ目は配置場所の失敗です。
生活する中でどういう風に使うかどうか、シミュレーション不足で配置したことで実際に生活で不便を感じる場合があります。
例えば、トイレを家の奥に配置してしまったことで、プライベートエリアをゲストが通る仕様になるケースです。
ゲストが使うトイレなのか、家族のみが使うトイレなのか考慮しましょう。

4つ目は洗面所が混雑することです。
家に一つしか洗面所がない場合は朝混雑してなかなか使えない、お風呂と洗面所が一緒になっている場合は洗面所が使いづらい状況が発生します。
洗面所と脱衣所を分ける間取りがおすすめです。

5つ目はイメージが違うという失敗です。
選んだ外壁の色が、思っていた色と異なっていたという失敗が多くあります。
特に部屋の中で確認した時と、外で確認した時に色見が変わります。
外壁の色を決める際は、大きめの色見本や照明や時間帯を変えて確認するのがおすすめです。

□まとめ

今回は注文住宅のメリットとデメリット、失敗しないコツについてご紹介いたしました。
当社はお客様のイメージをカタチにいたします。
注文住宅をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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