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2022年7月30日(土)

  • コラム

無垢材の住宅をお考えの方へ!無垢材のお手入れ方法を解説します!

「無垢材を使った住宅にしたいけど、お手入れが難しそうで心配」
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
無垢材の住宅は自然を感じる素敵な空間をイメージできますが、天然木だからこそお手入れは大変そうですよね。
そこで今回は、無垢材のお手入れ方法についてご紹介します。

□無垢材における日々のお手入れ方法をご紹介!

無垢材を綺麗に長く使い続けるためには、特別な手入れが必要だと思っている方も少なくないでしょう。
しかし、無垢材に特別な手入れをする必要はありません。
ここでは、誰でも簡単にできる無垢材の日々のお手入れ方法をご紹介します。

まず1つ目は、掃除機をかけることです。
無垢材に限らず、どの床材でも掃除機は必ずかけますよね。
無垢材の場合も、他の床材と同様に定期的に掃除機をかけるだけで基本的には十分です。

2つ目は、クイックルワイパーをする際はドライタイプを使用することです。
無垢材は水気に弱い材質であるため、ウェットタイプのシートは使用しないようにしましょう。
また、ウェットタイプのシートにはアルコール成分が含まれていることがあるため、もし使用すると床が傷んでしまう可能性があるので注意が必要です。

3つ目は、水拭きをすることです。
丁寧に生活をしていても、部屋の中に汚れが付いてしまうことはありますよね。
無垢材についた汚れを落とす場合は、水に溶かした中性洗剤に雑巾を浸し、しっかり水気を絞った上で水拭きをします。
その際、ゴシゴシ擦らずさらっと拭くように汚れを取ることがポイントです。

□無垢材で定期的に行っておきたいお手入れ方法とは?

より無垢材を長持ちさせるためには、日々のお手入れに加えて定期的にメンテナンスをしておくことをおすすめします。
そのメンテナンス法としてあるのが、再塗装をすることです。
日々のお手入れをしっかりしていても、月日が経つにつれて木材に塗られた塗料は薄れていきます。
そうなると、汚れが付きやすくなったり、色や艶が劣ったりしてしまう可能性があります。

しかし、再び塗装をすることで、また綺麗な状態を取り戻せます。
また、再塗装は一年に何度も行う必要はなく、年に一回行えば十分です。
木材が吸収可能な塗料の量には限りがあるため、頻繁に再塗装を行うと床がベタベタしてしまい、逆に汚れが付きやすくなってしまうため注意しましょう。
そのため、再塗装は一年に一度を目安と考え、ある程度の期間を空けてから行うようにすることが大切です。

さらに、再塗装を行う際、床全体に塗料を塗り込む必要はありません。
家具の下や部屋の端の方など、塗装が薄れていない部分は新たに塗装をしなくても良いです。
人がよく歩く場所や汚れやすい場所を重点的に塗装を行うことがポイントです。
もし再塗装を部分的に行ったことで色ムラが気になる場合は、全体的に塗料を塗ると良いでしょう。

再塗装を行う際に注意しておきたいのは、塗装前に床の埃やゴミを綺麗に取り除いておくことです。
埃やゴミが残っている床に塗装を行うと綺麗に塗り込めません。
また、塗料の塗りすぎはベタつきの原因となるので、できるだけ少量を薄く伸ばすように塗るようにしましょう。
塗装後は、ベタつきが消えるまでしっかり乾拭きをすることも押さえておきたいポイントです。

□無垢材でよくあるトラブルの対処方法をご紹介!

どれだけ綺麗に手入れをしていても、日常の中で知らぬ間に汚してしまったり、思わぬトラブルを起こしてしまったりする可能性が十分考えられます。
ここでは、無垢材によくあるトラブル別に対処法をご紹介します。

*水をこぼしてしまった

無垢材は水気に弱い木材ですが、うっかり水をこぼしてしまうことはよくあります。
そのまま放置しておくと水染みの原因となったり、カビが生えたりする可能性があるため、水をこぼしたらすぐに乾いたタオルで拭き取るようにしましょう。

*水染みができてしまった

キッチンや水回りに無垢材を取り入れている場合は、全ての水気を拭き取ることができず水染みができてしまいやすいです。
しかし、水染みはスポンジの硬い部分か不織布で落とせます。
方法としては、水に濡らし、しっかり絞ったスポンジか不織布で水染みのある部分をゴシゴシ擦り、乾いたタオルで噴き上げます。
床が完全に乾いた後にオイルを塗ると、さらに綺麗に仕上がります。

*黒ずみができてしまった

無垢材は肌触りが良いため、年中裸足で過ごす方も多くいらっしゃいます。
しかし、夏場であれば足裏の汗が原因で無垢材に黒ずみができてしまうことも考えられます。
その場合は、お酢を使って綺麗にしましょう。
お酢に浸した雑巾で拭く、またはお酢を霧吹きで吹きかけることで黒ずみを消せます。

□まとめ

今回は、無垢材のお手入れ方法についてご紹介しました。
無垢材は、日々の簡単なお手入れで綺麗な状態を保てます。
ただし、無垢材は水気に弱いため、水拭きする際はしっかり絞ってから行うようにしましょう。
無垢材の住宅をお考えの方は、ぜひ当社までご連絡ください。

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