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2022年3月4日(金)

  • コラム

リフォームはどれくらいの費用がかかる?費用を抑えるコツもご紹介します!

「リフォームを検討しているので、どれくらいの費用がかかるのか知りたい」
「できるだけ費用を抑えてリフォームしたい」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リフォームにかかる費用と、費用を抑えるコツについてご紹介します。

□リフォームにかかる費用について

まずは、大まかな工事費用についてですが、下記の通りです。

・キッチン、50~200万円
・浴室、60~150万円
・トイレ、10~30万円
・洗面所、15~50万円
・玄関、廊下、階段、50~100万円
・リビングダイニング、150~450万円
・和室、50~100万円
・フローリング、10~60万円
・外壁、50~150万円
・屋根、50~100万円
・ベランダ、バルコニー、30~40万円

また、リフォームの際は、工事費用の他にもいくつかの諸費用がかかります。

1つ目は確認申請手数料です。
大規模なリフォームになる場合、自治体や民間の指定確認検査機関に「建築確認」をしてもらわなければなりません。
大規模なリフォームとは、具体的に言うと、床を10平方メートル以上増築する場合や、壁や柱、床などの主要構築部を50パーセント以上修繕または模様替えする場合などです。
申請費用自体は1万円前後で済みますが、リフォームを依頼する会社に申請をお願いすると、施行面積や工事規模によって異なり、15~30万円ほどかかります。

2つ目は印紙税です。
印紙税とは、経済取引の際に契約書や金銭の受取書などの文書を作成する場合に、その文書に課税される税金のことです。
リフォームの際は、「工事請負契約書」を交わすので印紙税がかかります。
100万円以下のリフォームであれば印紙税は200円と気にすることもないですが、500万円~1000万円のリフォームだと1万円、1000万円~5000万円のリフォームだと2万円かかります。

3つ目は設計費です。
水回りのリフォームや外壁工事などの、ユニットや素材を交換するだけのリフォームであれば設計費はかかりません。
しかし、間取りを大きく変えるような規模の大きいリフォームの場合は、施工会社にプランや図面の作成を依頼しなければならないので、設計費がかかります。
費用は会社によって異なりますが、一般的に総工事費の10~20パーセント程度です。

4つ目は仮住まいやトランクルームにかかる費用です。
小規模なリフォームであれば問題ありませんが、大規模なリフォームの場合、工事期間中は一時的に生活拠点を移さなければなりません。
工事期間は2~3か月程度かかる場合もあります。
工事期間中の仮住まい先を考えておき、必要な費用をとっておきましょう。

5つ目は引っ越し費用です。
生活拠点を移す場合、生活に必要な荷物も運ばなければならないでしょう。
2~4月は引っ越しの繁盛期なので。費用が高くなりやすいです。
そのため、繁盛期を避けて工事を依頼するのをおすすめします。
また、仮住まい先へ行く時と、リフォーム後の自宅へ戻る時の2回引っ越さなければならいので、2回分の引っ越し費用を考えておきましょう。

6つ目は駐車場代です。
リフォーム工事の際、工事車両の駐車スペースが必要です。
駐車スペースを敷地内で確保できない場合は、駐車場代を請求されることがあるので、打ち合わせの際に相談しておきましょう。

□リフォーム費用を抑えるコツとは

*予算を先に決めてからリフォーム内容を決める

家族全員の要望を全部聞き入れてリフォームの計画を練っていたら、いつの間にか予算をはるかに超える高額なリフォームになっているでしょう。
そのため、予算を先に決めて、その予算内に収まるようにリフォーム内容を決めましょう。
要望の優先順位も決めておくとスムーズに計画を立てられますよ。

*設備や素材のグレードを高めすぎない

カタログで最先端の設備や高級な素材を見てしまうと、グレードを高めたくなってしまいますよね。
しかし、費用を抑えるためには、本当に必要なものなのか見極めるのが重要です。
どうしてもこだわりたい部分があるのであれば、他の箇所のグレードを落としてバランスをとりましょう。

*リフォーム業者に相談する

リフォーム業者に相談すると、余計なリフォームをしなくて済む場合があります。
こちらの要望を伝えるだけで、必要最低限の最適なプランを提案してくれるでしょう。
家族だけではプランがまとまらないようなら、1度リフォーム業者に相談するのをおすすめします。

*設備は再利用も検討する

リフォームをするとなると、全て新しいものに変えたくなりがちですが、まだ使えるものは再利用するのも検討してみてください。
例えばキッチンの場合、設備に異常はなく、汚れが目立つだけであればハウスクリーニングを利用すれば新品同様にできます。
システムキッチンを新調する場合は20万円以上かかりますが、クリーニングは5万円程度で済みますので、大幅に費用を抑えられますね。

□まとめ

今回は、リフォームにかかる費用と、費用を抑えるコツについてご紹介しました。
フルリフォームの場合でも建て替えるより安く済む場合が多いですが、それでも決して安くはありません。
そのため、本記事を参考にしてできるだけ費用を抑えたリフォームを目指してみてくださいね。

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