Blog

ブログ

2022年1月25日(火)

  • コラム

注文住宅って何がいいの?建売住宅と比較して解説します!

「注文住宅に興味があるけど高そう」
「注文住宅と建売住宅、どっちが良いのだろう」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
1生に1度の大きな買い物である住宅は慎重に選びたいですよね。
そこで今回は、注文住宅と建売住宅それぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。

□注文住宅のメリットとデメリット

注文住宅のメリットとデメリットをご紹介する前に、「注文住宅」とはどういった住宅を指すのか解説します。
注文住宅とは、依頼主が選んだ施工会社と「建築工事請負契約」を交わして建築する新築住宅のことです。
注文住宅は3つに分類できます。
1つ目は、「フルオーダー」です。
フルオーダーはどのような素材や設備を使うのか、どのような間取りにするのかなど住宅の建築に関するほぼすべてのプランを自分好みに設定できます。
2つ目は、「セミオーダー」です。
セミオーダーは、施工会社が提示する一定の素材や設備から選ぶ必要があり、間取りも大胆な設計や複雑な設計にはできません。
しかし、フルオーダーよりコストが抑えられるので、特別な希望がない限りはセミオーダーでも十分でしょう。
3つ目は、「規格型住宅」です。
規格型住宅は、フルオーダーやセミオーダーに比べ格段にコストが抑えられる分、自分好みのプランに設計できる部分はかなり少ないです。
今回は主に、注文住宅ならではのフルオーダーに着目してご紹介します。

では、注文住宅を建てるメリットからご紹介していきます。

1つ目は、自分好みに唯一無二の家をつくれることです。
フルオーダーについて解説した際に述べたように、何といっても1番のメリットは使用素材や設備、間取りなどを自分好みに設計できることでしょう。
また、建築に関するほぼすべてを自分で自由に決められるので、まったく同じ家ができることはないです。
世界に1つだけの家であるため愛着が湧いてくること間違いなしでしょう。

2つ目は、自分の所得に合わせてコストを調整できることです。
自分好みのこだわった家をつくりたいと思っていても予算が心配と思っている方も多いのではないでしょうか。
注文住宅なら、こだわりたい部分はこだわりぬいて、こだわりがあまりない部分はグレードを下げることでコストを抑える調整が可能です。

3つ目は、施工中の現場を確認できることです。
現場が散らかっていたり、いい加減な作業をしたりしていると欠陥住宅を疑ってしまいますよね。
もし現場で気になることがあれば現場監督か営業担当に申し出ましょう。
職人に直接伝えると、思わぬトラブルになるかもしれません。

次に、注文住宅を建てるデメリットをご紹介していきます。

1つ目は、手間がかかることです。
自分好みの家にするためにはまずある程度の建築の知識を得る必要があります。
また、施工会社と納得のいくまでプランを練るのは一朝一夕では済みません。
さらに、こだわった建築資材の取り寄せや、複雑な間取り設定の実現のためにはどうしても建売住宅より多くの建築時間やコストがかかるでしょう。

2つ目は、仕上がりの状態が分からないことです。
建売住宅はすでに竣工済みである場合も多く、仕上がりの状態を確認してから購入できます。
一方で、注文住宅は完成してみないと仕上がりの状態が分かりません。
完成してから「ここはこうした方が良かったな…」と後悔してしまう場合もあるでしょう。

□建売住宅のメリットとデメリット

建売住宅のメリットとデメリットをご紹介する前に、「建売住宅」とはどういった住宅を指すのか解説します。
建売住宅とは、土地と住宅がセットになっており、施工会社側が間取りや設備などをプランニングした竣工済みの新築住宅のことです。
建売住宅として売り出されている場合、施工前や施工中のものであっても、基本的にプランの変更はできません。

では、建売住宅を建てるメリットからご紹介していきます。

1つ目は、低コストで購入できることです。
建売住宅は中古住宅のように何度も打ち合わせをしてプランを練る必要がないので人件費が抑えられます。
また、どの住宅も基本となるプランを使っており、同じ建築資材で建てられるようになっています。
建築資材を安く一括で仕入れられるので、建築原価が抑えられます。
このような理由から建売住宅は低コストで購入できます。

2つ目は、支払いが簡単なことです。
注文住宅は土地代と建物代を別々に払うため、支払いが複雑なことが多いです。
一方で建売住宅は、売買契約時に手付金を払った後はローンで支払うだけなので簡単です。

次に、建売住宅を建てるデメリットをご紹介していきます。

1つ目は、没個性的な家になってしまうことです。
基本となるプランを使って建てられているので、間取りや外装が似通った家が多くあります。
言うならば「どこにでもあるような家」になってしまうのです。

2つ目は、機能性がないことです。
建売住宅の魅力は安さであるため、コストアップの要因となってしまう耐震性や断熱性が低いなど機能的な部分が注文住宅より劣っている場合が多いです。
もちろん、高額な建売住宅から探せば機能的なものもあるでしょう。

□まとめ

今回は注文住宅と建売住宅それぞれのメリットとデメリットについてご紹介しました。
優先したい条件を考慮して購入したい住宅を選んでみてくださいね。
住宅に関してもっと知りたいと思った方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

ブログ一覧