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2021年10月18日(月)

  • コラム

「注文住宅をお考えの方へ!無垢材の特徴とメリットをご紹介!」

近年注文住宅の購入を検討している方の中には内装に使う素材にまでこだわりたいという方の声が多くなっています。

その中でも自然素材、特に無垢材がここ数年注目されています。

無垢材フローリングの人気が高まっている一方で、無垢材についてあまり詳しくない方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、無垢材の特徴とメリットについて解説します。

□無垢材とは?

そもそも無垢材とはどういった素材なのか。
まずは特徴についてご説明します。

無垢材とは、丸太からそのまま切り出した、手を加えていない状態の木材のことを言います。

フローリングに使用されることが多い無垢材ですが、元となる樹種によってそれぞれの特徴が変わります。

ここでは、5つの無垢材の特徴をご紹介します。

1つ目は、パインの無垢材です。
パイン材は、初めは白っぽい明るめな色ですが、経年変化によって艶やかな茶色へと変化していく特徴があります。

節が多くて温かみのある印象を持つ木材です。
柔らかいので加工もしやすく、さらに熱や衝撃も吸収します。

素朴な見た目のため、シンプルな部屋と相性が良いです。

2つ目は、スギの無垢材です。
スギ材は日本でも流通量が多く、一般的な無垢材です。

スギ材の最大の特徴はなんと言っても、その温もりと柔らかさです。

その柔らかさゆえに凹みやキズが付きやすいのが難点ですが、触り心地には定評があります。

どのような加工にも柔軟に対応できるため、幅広いデザイン設計ができます。

和風なテイストの住まいと相性が良いです。
また、

3つ目は、ヒノキの無垢材です。

ヒノキ材は、スギ材同様、古くより日本で使われることが多く、日本人に馴染み深い木材です。

ヒノキと聴いて、ヒノキ温泉を思い浮かんだ方もいらっしゃるでしょう。
その高級感と芳醇な香りから人気が高いです。

加工しやすいだけでなく、同時に強度と耐朽性もあります。

4つ目は、チェスナットの無垢材です。

チェスナットとは、クリ材のことを指します。

はっきりとした力強い木目を持っているのが特徴です。

夏は涼しく、冬は温もりを与えてくれる調湿性を備えています。

また、湿気に強く、耐朽性にも優れているため、その多くは水回りの木材として使用されます。

5つ目は、オークの無垢材です。

かつてはワインやウイスキーの樽、さらには船舶に使われていました。

オーク材は重くて硬いゆえに、キズが付きにくいため、フローリング材としても人気です。

耐久性と耐水性に非常に優れており、飲み物をこぼしてもしみになることはありません。

美しい木目を持ちながらも、ほかの無垢材と比べて低価格で手に入れられます。

これまでに紹介した無垢材の他に、集成材という木材もあります。

集成材とは、複数の薄い木材を接着剤で貼り合わせた加工品のことをいいます。

建築資材の集成材は日本農林規格(JAS)や検査基準に基づき、品質管理されているため、安定性と強度があります。

また、品質が安定していることから、素人でも扱える木材のため、DIYでも用いられます。

ここまで無垢材と集成材についてご紹介しました。
調湿効果などの機能、さらには木目の美しさや高級感、経年変化で見た目も楽しめる無垢材は集成材にはない魅力を持っています。

家族で過ごす空間に快適で体に優しい自然素材を用いて特別な住まいをつくりたい方には、無垢材がおすすめです。

□無垢材のメリットとは?

無垢材の特徴について少しご理解いただけたでしょうか。
続いて、無垢材のメリットについて解説します。

*無垢材のメリットとは

無垢材のメリットを3つご紹介します。

1つ目は、自然の状態の木をそのまま使用しているため、木本来の味を楽しめます。
無垢材は樹種や切り方によっても、色や形が異なるため、特別感が出ます。

住まいに唯一無二の素材を使うことによって、愛着を持ちながら長く暮らせます。

また、無垢材には独特な香りがあります。樹種によって香りは異なりますが、まるで森にいるような心地の良い暮らしが実現できます。

2つ目は、経年変化により色や艶が変わっていく点です。
時間とともに変化して味わいを増していく無垢材は、自然と愛着もわきます。

最初は切り出したばかりの木本来の香りや明るい色を楽しめ、経年変化で艶が出てきて奥深い色になり、木目にも重厚感が出てくる変化は、無垢材ならではの楽しみではないでしょうか。

3つ目は、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせることです。

調湿効果のある無垢材は、湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには放出する働きがあります。
これにより、室内の温度が一定に保たれるため、湿気の多い夏場でも、空気が乾燥した冬場でも快適に過ごせます。

また、木材は空気を多く含む性質があるため、空気が断熱材としての働きを持ち、冬場でも床からの冷えを緩和できます。

□まとめ

今回は無垢材の特徴やメリット、デメリットについてご紹介しました。
無垢材は正しい手入れをすれば、長く持ち続けるだけでなく、さらに美しい色合いを見せてくれます。
自分のマイホームを建てる際は、温かで家族にも優しい無垢材を使ってみてはいかがでしょうか。
無垢材に興味がある方は、ぜひ当社にご相談ください。

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