Blog

ブログ

2021年8月11日(水)

  • コラム

無垢材でのリフォームをご検討中の方に!気になる費用の目安をご紹介します

無垢材リフォームをするにあたって、まず費用が気になりせんか。
現実的に予算計画をしっかり立ててから、1つ1つ理想を叶えられるのかを検討したいですよね。
しかし、キッチンや浴槽など設備に対して張り替えのリフォームは規模感が大きく想像もしづらいかもしれません。

今回は、無垢材フローリングに張り替える際の工事費用についてご紹介します。

□実際の相場感は?張り替え前の床材をチェックしてみてください!

最近はDIYという方法もありますが、今ある素材を一度除去して張り替えるとなると大規模な工事になります。
かなりの技術力が必要となるため、無垢材リフォームはプロに依頼することをおすすめしております。

それでは実際にプロに依頼するとなると、無垢材リフォームにかかる費用はいくらくらいなのでしょうか。
ここでは床の張り替えリフォームの費用を見ていきましょう。

相場感として、床材の張り替えにかかるプロによる工事自体の費用は8万円から25万円と考えてください。
この幅は、張り替える前の床材によって生じています。

もともとフローリングだった床材を、無垢材のフローリングに張り替えるなら比較的安価で済みます。
費用は平均で10万円から12万円となっています。
張り替えをする面積にもよりますが、施工に必要な時間も比較的短期間で済むことも特徴です。
1日で済む場合もしばしばあります。
 
この費用には1つ注意点があります。
前のフローリングを撤去した時に下地や基礎部分の劣化が見つかった時には、その部分を直してから張り替えを行います。
その場合は、追加の費用と期間が必要になります。
 
もともとはカーペットだった床をフローリングに張り替える時にかかる費用は平均8万円から20万円です。
どんな樹種の無垢材を使うかによって値段が変わります。

もともとが畳の床の場合は、もっとも高額で時間もかかります。
工事費用は平均で15万円から25万円です。

畳は多くのケースが、フローリングに張り替える前に下地から変える必要があります。
特に築年数が古いお家は、畳の下に断熱材が敷かれていない場合もあります。
フローリングは畳より底冷えするため、断熱材が不可欠です。
新たに断熱材を敷くことが必要な場合は追加費用がかかります。
畳からリフォームする際には、安価な樹種を選べば予算内に収められますよ。

□部分ごとに費用が異なります!天井のリフォーム費用をご紹介します

先程までは、床を張替える時の費用についてご紹介してきました。
天井についてはどうでしょうか。

天井の無垢材の張り替えにかかる費用の平均は1平方メートル当たり8,000円から25,000円です。

無垢材の機能は天井に使用することでも活かせます。
断熱性のある無垢材は天井裏の温度の影響を受けにくいです。
天井を無垢材リフォームすることによって無垢材の断熱効果が活き、おうちの中の温度も快適に保たれることでしょう。

□無垢材別のお値段目安とは?

張り替えに使う無垢材によって、最終的な施工費用が大きく異なってきます。
使う面積が広ければ広いほど、その差は顕著です。

無垢材のお値段w決める要素は主に3つあります。

1つ目は、無垢材の樹種です。
無垢材の樹種は大きく分けて広葉樹と針葉樹があります。
一般的に育ちの遅い広葉樹は希少価値があるため、育ちの早い針葉樹に比べて価格が高くなる傾向にあります。

広葉樹は硬さと重みのある樹種が多く、傷つきにくく丈夫です。
一方で針葉樹は柔らかく軽さがあり、加工がしやすいことが特徴です。

また、広葉樹でも針葉樹でもその中のそれぞれの樹種によって見た目や備わっている機能が大きく異なっています。

各樹種の無垢材の特徴を踏まえて比較検討した上で、予算とすり合わせながらご家族のライフスタイルに適した樹種を選んで下さいね。

2つ目は、無垢材のグレードです。
同じ樹種でも木材ごとに、お肉のようにグレードがつけられていることをご存じでしたか。

節が少なく色合いも均一の見た目が美しい木材ほど高いグレードがつけられており、高額になります。
ただしこのグレードはあくまでも見た目の美しさのみによって決められることを抑えておきましょう。
特に機能面で優劣があるわけではまったくありませんのでご安心ください。

3つ目は、フローリングの幅です。
幅が広いほど高額になります。
一般的にフローリングの幅は57mmから200mmをお選びいただけます。

では、なぜ幅広のフローリングが高額なのでしょうか。
丸太から切り出せる幅の広い1枚板は丸太の真ん中の部分に限られています。
そのうえ、立派な丸太となるような大木にまで育つには年数もかかります。
このような理由から、幅が広い板ほど希少価値が高くなるので高額となるのです。

幅広のフローリングは、お部屋が広々と感じられるたっぷりの開放感と高級感を演出します。
また、板同士の隙間のお手入れの手間も省けます。
床が与える第一印象への影響は大きく、フローリングの幅一つでもガラッとお部屋の雰囲気が変わります。

□まとめ

ここまで無垢材リフォームの費用について解説しました。
数字はあくまでも目安ですが、大まかな予算計画を立てる際や見積もりが妥当であるかを判断する際の参考としてみてくださいね。

ブログ一覧