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2021年6月18日(金)

  • コラム

無垢材フローリングの気になる費用相場と費用を抑える方法をご紹介します!

注文住宅やリノベーションで最近人気を集めているのが無垢材フローリングです。
無垢材ならではの風合いや機能に魅力を感じ、現在検討中の方もいらっしゃるでしょう。
今回は無垢材フローリングのリノベーションをご検討中の方へ、気になる費用相場と施工前に知っておきたいポイントをご紹介します。

□無垢材フローリングのリノベーションにかかる費用相場

無垢材フローリングをご検討中の方であれば、おそらく最も気になるのがリノベーションにかかる費用ではないでしょうか。
無垢材フローリングにするデメリットとして、大きく挙げられるものの1つがそのコスト面です。
「どのくらい高いのか」「大体の相場はいくらなのか」と気になっている方も多くいらっしゃるでしょう。
そこでまずは無垢材フローリングのリノベーションにかかる費用相場をご紹介します。

無垢材フローリングには何種類もの木が使用されます。
樹種によって異なる色や風合い、香りを楽しめるのも無垢材を使用するメリットですが、その樹種でかかる費用も変わってきます。
代表的な樹種別に確認していきましょう。

1つ目にご紹介するのが、「オーク(ナラ)」です。
こちらは無垢材の中でも硬度や耐久性が高く、人気の樹種です。
その上費用相場が1平方メートルあたり約1万円と、比較的価格を抑えられる樹種でもあります。

2つ目にご紹介するのが、「パイン(マツ)」です。
成長が早い針葉樹に属する樹種は一般的に柔らかいものが多いですが、パインはその中でも比較的硬度が高い樹種です。
しかし硬すぎるわけでもなく、硬さを表す指標である気乾密度が約0.5とほどよい硬度と柔軟性を兼ね備えており、断熱性と耐久性を同時に備えるオールマイティーな樹種であると言えるでしょう。
費用相場は使用する樹種によって大きく異なり、1平方メートルあたり約3千円のものから2万円近くするものまで様々です。

3つ目にご紹介するのが、「チーク」です。
落ち着いた重厚感のある色や風合いが特徴で、耐久性に優れています。
また耐水性にも優れており、無垢材のデメリットとして挙げられがちな水分に弱い点もカバーできます。
費用相場は1平方メートルあたり約7千円と、コスト面でも魅力的な樹種です。

4つ目にご紹介するのが、「ヒノキ」です。
こちらも耐水性に優れており、その証拠としてヒノキは昔からお風呂場にも使用されています。
お風呂に使用できるほど抗菌作用も高く、カビの繁殖が抑えられると人気の樹種です。
費用相場は1平方メートルあたり約1万2千円と少しお高めです。

このように木の種類によってかかる費用は異なります。
無垢材の費用相場をご紹介しましたが、「無垢材以外の場合とどう異なるのか」と気になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
集合材の場合、ものによって異なりますが費用相場は1平方メートルあたり4千円〜6千円程度です。
ご紹介した樹種以外にも魅力的な木材はたくさんあるため、ご自身の希望に合わせて最適なものを選んでください。

□施工前に知っておきたいポイント

費用相場をご紹介しましたが、思ったよりも費用がかかると感じられた方もいらっしゃるでしょう。
そこであとから余計な費用をかけてしまったということが無いよう、費用を少しでも抑えるための施工前に知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。

まず無垢材フローリングで特に床の張り替えをお考えなのであれば、家具の移動についてもあらかじめ考えておきましょう。
床をリノベーションする場合、テレビや棚、テーブルなどの家具を全て部屋から移動させる必要があります。
費用を抑えようとご自分で移動させる方もいらっしゃいますが、慣れない作業で壁を傷つけたり、リノベーション後運び込む際にせっかくの綺麗な床を傷つけたりと、修復が必要になり反対に余計な費用がかかる可能性があります。

また減税制度や補助金を活用するのも1つの手です。
無垢材フローリングに限ることではありませんが、リノベーションは減税制度や補助金の対象になる可能性があります。
国の制度では、耐震やバリアフリー、省エネ対策などがあります。
その他にもお住まいの自治体でどのような補助金が利用できるのか一度調べてみましょう。

そして無垢材フローリングにする場合、無垢材のデメリットとしても挙げられがちなお手入れに関する点もしっかりと考慮した上で選びましょう。
たくさんのメリットがある無垢材ですが、お手入れは必ず必要です。
フローリングの塗装方法によってお手入れ方法も異なり、それにかかる費用も異なります。
あとからかかる費用のため、あらかじめ考慮しておくことをおすすめします。

□まとめ

今回は、無垢材フローリングにリノベーションする際にかかる費用相場と施工前に知っておきたいポイントや注意点をご紹介しました。
せっかくのリノベーションであとから後悔することの無いよう、よく検討した上で費用もなるべく抑えられる方法を見つけてください。

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