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2021年4月4日(日)

  • コラム

注文住宅で間取り打ち合わせを行う際に押さえたいコツをご紹介します!

注文住宅を建てる際、はじめの段階で行うのが間取りを決めるための打ち合わせです。
間取りは非常に重要な要素のため、一度で済まさず何度も修正しながら打ち合わせを行います。
今回は、間取りを決める打ち合わせの大まかな流れとその際に知っておきたいコツをご紹介します。

□間取りを決定するまでの流れ

間取りの打ち合わせは、理想の住まいのイメージを形にするための大切な過程です。
段取りのイメージを掴むために大まかな流れを確認しましょう。

はじめに理想の住まいのイメージを伝えます。
この段階では希望する条件を多く挙げていただいても構いません。
次に、その希望を踏まえて作成されたプランが提示されます。
そのプランに不明点があればすぐに質問しましょう。

ここまでで不満な点がなければ、仮契約を行い本格的なプランを作成します。
建築会社は地盤調査で仮プランの内容が可能であるかを調べ、立地条件を踏まえた詳しいプランを提示します。
そのプランを一緒に確認しながら、細かい調整を行います。
この段階での打ち合わせは何度も繰り返すことが多いです。

不満な点がなければ本契約を行います。
大切な契約のため、書類の確認はしっかりと行いましょう。

ここまでが着工前の打ち合わせの大まかな流れですが、打ち合わせはそれだけでは終わりません。
加えて建築中と引き渡し前にも打ち合わせを行うのが一般的です。
間取りを決めた上で、何をまだ打ち合わせする必要があるのかとお思いの方もいらっしゃるでしょう。

まず建築中の打ち合わせは、設計通りに工事が進んでいるかを確認するためのものです。
着工前の打ち合わせで依頼した内容と異なる工事が進んでいる場合や直したい内容がある場合には、早めに伝えることで修正できる可能性があります。
細かい設定は着工前に決める場合とこの段階で決める場合があります。
建築中の状態を確認しながら、理想のイメージに合うものを選びましょう。

ここで押さえておきたいポイントが、遠慮なく伝えることです。
「もう取りかかっているから申し訳ない」「どうにかできるだろう」と遠慮する必要はありません。
修正は早い段階であればあるほど取りかかりやすいため、工事期間も延びずに済みます。

そして引き渡し前の打ち合わせは、完成した建物の最終確認のため行います。
このケースはほぼありませんが、はじめの依頼内容と大きく異なる場合には修正を行います。
修正を行うのであればこの段階が最後のチャンスであるため、小さな疑問点でもここでしっかりと伝えるようにしましょう。

打ち合わせの流れを把握することで、事前準備もしやすいためスムーズに話し合いを進められます。
いま一度流れを確認しておきましょう。

□間取り打ち合わせのコツ

間取り打ち合わせの大まかな流れを確認したら、次はその際に押さえたいコツをいくつかご紹介します。

打ち合わせのコツ1つ目は、要望は整理してリストアップし事前に連絡することです。
はじめに伝える要望は大体でも構いませんが、提案されたプランに対して「ここを変えてほしい」「ここはもっとこうしてほしい」など様々な要望があるでしょう。
そういった要望をまとめてリストアップし事前に連絡しておくと、打ち合わせをスムーズに進められます。
打ち合わせの際に要望を伝える時間を省ける上に、業者側も最適な回答を準備できるため質の良い提案を受けることができ一石二鳥と言えます。

また要望が多くてもリストアップすることで簡潔にまとめられます。
打ち合わせで伝えようと考えていた内容を、いざ打ち合わせを行ったときに言い忘れたり伝えそびれたりすることもありません。
要望を一目で確認できるため、要望の優先順位もつけやすいです。

打ち合わせのコツ2つ目は、そういった要望の意図を伝えることです。
例えば、間取りに関して「トイレの位置を変えたい」という要望があるとします。
もしその要望が難しい場合、ただできないからと終わらせたくありませんよね。

要望には、例えば「隣の部屋に音が漏れそうだから」など必ず理由があるはずです。
そうしたい理由や意図を一緒に伝えることで、この場合であれば「防音壁を使用する」や「隣の部屋の位置を変える」など他の解決策を見つけられます。
要望を伝える際は必ずその意図も一緒に伝えましょう。

打ち合わせのコツ3つ目は、あらかじめ要望の優先順位を決めることです。
先ほども少しお伝えしましたが、要望には優先順位をつけましょう。
間取りを決める際は様々な要望が出てくるはずですが、全てを叶えることは難しいのが現状です。

1つの要望を通したければ、他の要望を諦めなくてはいけないという状況が必ずあるはずです。
あらかじめ「この要望は必ず通したい」「これはできたら通したい」など重要度を決めて、優先順位をつけましょう。

これらのコツをうまく押さえて、スムーズな打ち合わせを行いましょう。
もちろん慎重に行うことは大前提として打ち合わせを進めてください。

□まとめ

今回は、注文住宅で間取りを決める打ち合わせの大まかな流れと、その際に押さえたいコツをご紹介しました。
全体を通して言えることですが、打ち合わせで遠慮やためらいは必要ありません。
スムーズな打ち合わせで快適な住まいづくりを叶えましょう。

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