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2021年4月25日(日)

  • コラム

注文住宅の間取りで押さえておきたいポイントをご紹介します!

自分だけのこだわりを反映できると人気なのが一戸建ての注文住宅です。
自由度が高い反面、全てがオーダーメイドなだけに住んでみると不便な箇所が見つかるという落とし穴も存在します。
そこで今回は、注文住宅で失敗しない間取りの決め方を注意点や成功例失敗例をご紹介しながら解説していきます。

□間取りの成功例と失敗例

間取りで失敗しないためには、やはり過去の例を参考にするのが一番です。
成功例とよくある失敗例を参考にしながら、間取りを考える際に知っておきたいポイントを押さえましょう。

まず間取りの成功例をいくつかご紹介します。

1つ目にご紹介するのが、対面キッチンの設置です。
最近は対面キッチンを設置する方も多くなりましたが、特におすすめなのがアイランドキッチンです。
アイランドキッチンとは、その名の通り島のように独立した壁に接さないタイプのキッチンのことを言います。
対面キッチンのメリットは、家族や来客との会話を楽しみながら料理ができる点や家事をしながら部屋を見渡せる点などがありますが、アイランドキッチンはさらに開放的で数人でも作業しやすいなど多くのメリットがあります。

2つ目にご紹介するのが、パントリーの設置です。
建設後に意外と困るのが収納スペースの問題です。
パントリーとはキッチン周辺にある収納スペースのことで、食器の収納だけでなく食料保存も可能です。
今の時代、夫婦共働きのご家庭で平日の買い物が難しい方も多くいらっしゃいますが、そんな方にもパントリーはおすすめです。

3つ目にご紹介するのは、ウォークインクローゼットです。
ウォークインクローゼットは衣服を収納できるだけでなく、着替え場所の確保にもなります。
着替え場所までは考えない方が多くいらっしゃいますが、生活してみると意外と必要なスペースです。

次に間取りを決める際よくある失敗例を見ていきましょう。

失敗例としてよく挙げられるのが収納の問題でしょう。
「思っていたよりも収納スペースが足りなかった」「ウォークインクローゼットの設置場所を失敗した」など様々な失敗例があります。
特に気をつけてほしいのがスペースの確保だけでなく、モノを出して使ってしまうことを念頭に置いて間取りを決めることです。
後からの変更が難しいため、間取りを決める際に十分検討することをおすすめします。

また部屋の広さの配分をきちんと計画できなかった例もあります。
限られたスペースをうまく配分することで、格段に住み心地の良いお部屋になるでしょう。
スペースの配分を考える際は、家具を設置したときのことまで考えられるとさらに良いです。

コンセントに関する問題もよくある失敗の1つです。
コンセントの数が足りなかったり、コンセントがドアや電化製品で隠れて使えなくなったりと、様々な問題があります。
どういった電化製品のためのコンセントなのかまできちんと決めておくと、住み始めた際にも家具や電化製品をスムーズに配置できます。

以上の成功例と失敗例を参考にして、快適な間取りを考えましょう。

□間取りの理想的な決め方

注意点を確認したら、次は具体的な間取りの決め方をご紹介します。

注文住宅の間取りを決める際は、はじめにご自身やご家族の生活スタイルを振り返ってみましょう。
生活スタイルは人によって様々なため、もちろん希望する条件も様々です。
「必ず書斎が必要」「料理が好きだからキッチンにはこだわりたい」など様々な希望があるはずですが、何もかも叶えられるわけではありません。
あらかじめ家族で相談し、希望の優先順位を考えておきましょう。

それが決まれば、ゾーニングを行います。
ゾーニングとは、家族が集まって過ごす「パブリックゾーン」、寝室など個人で使用する「プライベートゾーン」に大きく分けて配置を考える方法です。

そして次に、そのゾーニングに合わせて具体的な間取りを考えます。
この際にお風呂場や洗面所、キッチンなどの配置を、家事動線を意識しながら考えられるとさらに良いでしょう。

そして次に大切な収納スペースを決めます。
注意点でもご説明しましたが、収納スペースは何を収納するのかを決めておくと良いです。
そこまで終わると大枠は決まり、あとはドアに関する決定が残ります。
ドアの配置や大きさだけでなく、設置を考えている家具が通るのかや引き戸にすべきなのかなど、たかがドアでも考慮しておくべき点は多くあります。

全体を通して言えることですが、間取りを決める際は建築士や施業者と密接にコミュニケーションを取ることをおすすめします。
間取りを決める段階で不安な点や疑問点を解消することで、あとから取り返しのつかないことになることも防げます。

□まとめ

今回は、注文住宅で間取りを決める際の注意点や大まかな流れを、成功例や失敗例を参考にしながら解説しました。
せっかくの注文住宅は後悔のないものにしたいですよね。
ぜひ今回の内容を参考にして、快適な住まいづくりをしてください。

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