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2020年12月25日(金)

  • コラム

リフォームとリノベーションの違いって?それぞれの強みを紹介します

「実家の老朽化が心配なので改装したい」
「リフォームとリノベーションは何が違うのかを知りたい」
このようにお考えの方はいませんか?
今回はリフォームとリノベーションの違いと、それぞれの特徴を紹介します。

 

□正しいリフォームの知識とは

 

 

リフォームとリノベーションの意味をよく混合して考えてしまうことがありますが、この2つの工事には大きな違いがあります。

リフォームの目的とは、建物が新しく建てられた当初の状態に修復することです。
おそらくリフォームと聞くと、家の間取りやデザインを変える大掛かりの工事のことを想像する人がいるのではないでしょうか。
実はリフォームには、内装や外装をガラッと変えることや間取り全体を大きく変更といったような、家を新たな形に変化させるという要素は含まれていません。

例えば、賃貸マンションに住んでいた人が退居し、新たに入居者が決まった際に、部屋を前の住居者が済み始めたころの奇麗な状態に修復するのが、リフォーム工事です。
リフォーム工事は、住宅をもともとあった状態に回復させる工事のため、原状回復と言われています。

家のデザインや間取りを変えて新しく生まれ変わらせるのではなく、壊れたり汚くなったりして、老朽化した部分をピンポイントで修復する工事がリフォームだということを覚えておきましょう。

 

□正しいリノベーションの知識とは

 

リノベーションの目的とは、家のデザインや内装を大掛かりの工事によって大幅に改装し、家を新しく生まれ変わらせることです。

リノベーションは英語で革命という意味があり、その言葉の通り一定の条件下のもとでは、自分の思い通りに住宅のデザインが可能で、細かい部分まで自分が決められるのが特徴です。

リフォームとリノベーションの大きな違いとしては、リフォーム工事は壊れたものを元に戻すための工事ですが、リノベーション工事は壊れたものを新たな形に変化できるということが2つの工事の一番の違いと言えるでしょう。

「内装と外装がおしゃれなデザインの住宅にしたい」
「自分の理想の家に変化させたい」
最近はこのように住宅を自分の理想の形にしたいと考える方が多く、リノベーション工事の需要は高まっています。

 

□リフォームとリノベーションのそれぞれの強みとは

 

リフォームとリノベーションの2つの工事は、似ているようで実際には大きな違いがあります。

「自分は工事をすることで何を求めているのか」という工事をする目的によって、どちらの工事が適切なのかということが変化するので覚えておきましょう。

次はリフォームとリノベーションのそれぞれの強みを紹介します。
どちらの工事にするのかを決める際の判断材料にもなりますので、お互いに比較しながら考えて、自分の要望にぴったりの工事を実現させましょう。

 

*リフォームの強み

 

「家全体ではなく、特定の部分だけを治したい」
「今の家に長く住んでおり、愛着があるので内装やデザインは変えたくはない」
このようにお考えの方は、リノベーションではなくリフォームの工事をおすすめします。

リフォーム工事をするメリットは、住んでいる家を大きく変化させることがなく、気になる部分だけを修復できることです。
自分の家の雰囲気が好きで、今のスタイルを崩したくない人もいると思います。
そんな方は、リフォームを強くおすすめします。

またリフォームの工事は、リノベーション工事の大掛かりな長期にわたる工事ではなく、小規模の工事も委託できるのも大きな強みと言えるでしょう。
短期間での工事の場合は、仮住まいを探す必要がなく、今までと変わらず家を拠点に生活ができます。

さらにリフォームは自分の気になる場所をピンポイントで工事するので、住宅の全体を改装工事するリノベーションと比べると、費用をおさえて工事ができるのも魅力の1つです。

*リノベーションの強み

 

リノベーションをするメリットは、なんといっても住宅全体を自分の好きなように自由自在にデザインできることです。

リノベーション工事では、一定の条件をクリアするとあらゆることを自在に操れます。
例えば、部屋の壁を全て取り払って、1つの広い空間を作り出したいと希望するのなら、リノベーション工事で6つあった部屋を1つの大きな部屋にするといったような大きな改装も可能です。

リノベーションは自分のライフスタイルや希望にあわせて、住宅を自分好みに変えていけることが今日話題を集めている理由と言えるでしょう。

例えば、トレンドやおしゃれに感度が高い方が内装と外装のデザイン重視の工事をすることもあれば、子持ちの夫婦の方が、子供がピアノの練習を家にいる間も自由にできるようにと、部屋の間取りをガラッと変えて、防音対策をしっかりとできている音楽部屋を作ってあげるということもあります。

このように1人1人の目的によって柔軟に対応できるのが、リノベーションが人気の理由です。

 

□まとめ

 

今回はリフォームとリノベーションの違いとそれぞれの強みを紹介しました。
現在住宅の工事をお考えの方は、この記事で紹介した2つの工事の特徴や強みをよく理解して、自分に合う工事をしてください。

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