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2020年11月18日(水)

  • コラム

注文住宅にも種類があるのはご存知ですか?フルオーダーとセミオーダーの違いを紹介します!

注文住宅は、自分の好きな家を建てられるとして人気です。
しかし、注文住宅は細かく分類すると、フルオーダーとセミオーダーに分けられます。
もし、この分類を知っていれば、皆さんが建てたい家に合わせた最適なオーダー方式が可能です。
そこで今回は、注文住宅のフルオーダーとセミオーダーについて紹介しましょう。

 

□フルオーダーについて

 

まずは、フルオーダーについて説明していきます。
フルオーダーは、何もない状態の設計図を一から作り上げていくイメージです。
そのため、他に同じような家は存在しません。
使う木材や窓の種類、間取りや設備、住宅メーカーなども全て自分で選択していきます。

また、自由度がかなり高いため、特殊な土地を活かした設計をしたい方にもおすすめでしょう。
フルオーダーの場合はお客様が主体でプランニングされていきます。
そのため、設計士や住宅メーカー、デザイナーなどは、お客様の希望を元にサポートしていくイメージを持っておいてください。

このように、フルオーダーで注文住宅を購入すれば、まさに自分好みに設計ができる、完全オリジナルのマイホームになるのです。
メリットとしては、やはり自分が1番納得のいくマイホームを購入できるという面ではないでしょうか。
マイホームは一般的に数十年を過ごす場所です。

これからの人生のほとんどをこのマイホームで過ごすのであれば、自分が心から納得のいく、快適な家がいいですよね。
そのため、自分に合ったマイホームを最初から作り上げられるフルオーダーは、快適さと満足度が非常に高くおすすめです。
また、他の家とは被らないという面もメリットと言えるでしょう。

先ほども少しお話ししましたが、フルオーダーは完全に自分で作り上げるため、全く同じ家は存在しません。
「人とは似たような家に住みたくない」「自分らしい個性的な家に住みたい」
このようにお考えの方にもとてもおすすめです。
しかし、フルオーダーにもいくつかのデメリットはあります。

それは、時間がかかりやすくなってしまうという面です。
自分で全て決めていくため、その分打ち合わせを何度も重ねなくてはいけません。
また、決めることが多い上に選択肢が多いことも時間がかかる原因の1つです。
特に優柔不断の方は、迷ってしまってなかなか決断できず、工事までの時間が余計にかかってしまうなんてこともあり得るでしょう。

さらに、資金計画が立てにくいという面もあります。
フルオーダーでは全て家の内容が決まり、打ち合わせが終了しないと費用の計算ができません。
そのため、ギリギリまで具体的な費用が算出できないのです。

打ち合わせが終了し、いざ計算をしてみても、予算オーバーになっていたら、どこかで費用を抑えなくてはなりません。
このように、時間がかかることが原因で、お金の動きも見えづらくなってしまうのです。

 

□セミオーダーについて

 

一方、セミオーダーとはどのような注文住宅をいうのでしょうか。
セミオーダーは、何も無い状態の設計図から作り上げるフルオーダーとは異なり、基本となる間取りを選択し、そこから徐々に作り上げていきます。
材料などの構造部分は住宅メーカーが事前に決めてあるので、あまり材料や構造まではこだわりを持っていないという方におすすめでしょう。

セミオーダーは、設計士や住宅メーカーが主体となり進めていく方法です。
しかし、キッチンやお風呂、トイレや外壁の色などはお客様自身で決められます。
間取りも、希望を出せばそれをもとに設計士や住宅メーカーが変更してくれるので、フルオーダーほどではないですが、ある程度の自由は効くでしょう。

そのため、自分の希望はいくつかあるが、あまり具体化されておらず、最初から全て自分で決めるのは難しいという方におすすめです。
メリットとしては、フルオーダーに比べて短期間で完成させられるという面でしょう。
最初から自分で決めていくフルオーダーとは異なり、ある程度住宅メーカー側から提案されているので打ち合わせの数が少なくて済みます。

ある程度の選択肢から決めてしまえばあとは建てるだけなので比較的短期間で建てられるでしょう。
また、住宅メーカー側が主体で動いてくれるので、あまり知識がない場合でも簡単に進められます。
手間がかからないという面もメリットと言えるでしょう。

そして、もう1つ言えるのが、資金計画のしやすさです。
最初に選択する基本のプランである程度の費用は算出されるので資金計画は立てやすいでしょう。
実際、これらのメリットよりセミオーダーでマイホームを建てる方々が多いです。

予算を重視したい方や、とりあえず手間をかけたくないという方はセミオーダーの住宅をおすすめします。
デメリットとしては、やはり自由度がある程度下がってしまうという面です。
セミオーダーでは住宅メーカー側が提案した基本設計から選択します。
そのため、完全に希望通りというのは難しいかもしれません。

また、見た目も似たような家が存在する可能性があります。
したがって、周りとは違う個性的な家にしたいという方にはあまりおすすめできないでしょう。

 

□まとめ

 

今回は、注文住宅のフルオーダーとセミオーダーについて紹介しました。
フルオーダーもセミオーダーもそれぞれ良い面はたくさんあります。
そのため、両方の特徴をよく押さえて、みなさんにとってどちらがベストな方法なのかを検討してから購入しましょう。
是非、本記事を参考にしてみてください。

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