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2020年10月25日(日)

  • コラム

無垢材を使用したフローリングの魅力をご紹介!

注文住宅をお考えの方に知っていただきたいのが、無垢フローリングです。
無垢フローリングは身体に優しく、高い調湿作用を持っているため非常に快適に過ごせるでしょう。
そこで今回は、無垢材フローリングの魅力と種類、価格についてご紹介します。
ぜひお役立てください。

 

□無垢フローリングの魅力をご紹介します!

 

1つ目は、木材本来の質感を味わえることです。
無垢材には様々な種類の木が使用されますが、気の種類によって色や柄が異なり、切り方でも模様が変わってきます。

そのため、全く同じモノは存在しません。
こだわりがある方や、他の人と被りたくないという方にはおすすめでしょう。

2つ目は、調湿作用があることです。
無垢フローリングは高い調質性能を持っています。
そのため湿度が高い時には無垢材が湿気を吸収するため、ジメジメとした不快感を抑えてくれるでしょう。

一方で湿度が低い時には、無垢材から水分が放出されるため、室内の乾燥を防いでくれます。
このように無垢材には、高い調湿作用があるため不快感が軽減され、快適に過ごせるでしょう。

3つ目は、身体に優しいことです。
フローリングには、主に無垢材のモノと合板のモノの2つの種類があります。
合板のモノに用いられる接着剤は有害な化学物質を放散するため、室内の空気が汚染されてしまうかもしれません。
人によっては、頭痛や吐き気などのシックハウス症候群の症状が現れるでしょう。
また、住宅の気密性が上がっているため被害の拡大が恐れられています。

一方で無垢材のモノの場合は、自然の木材を使用しており科学接着剤などは使用していないため、身体に優しい木材と言えるでしょう。
安全性を重視する方には、無垢材のモノをおすすめします。

 

□無垢材フローリングの種類をご紹介します!

 

1つ目は、パイン材のモノです。
経年変化で独特の深みが出るため、昔から多くの人に親しまれてきました。
時が経って、傷ができたり色が変わったりしてもパイン材の味として楽しめる方には非常におすすめでしょう。

また柔らかい素材のため、遊び盛りの子供や年配の方の部屋にも適しています。
もし子供や年配の方が転んでしまった場合にも、ケガをするリスクが軽減されるでしょう。
しかし、パイン材はアンティーク家具にも使用される素材で、他の無垢材よりも少し価格が高いところが難点でしょう。

2つ目は、スギを使用したモノです。

スギもパインと同様に昔から親しまれてきた無垢材の一つで、和風な部屋によく合うとされています。
しかし、現在はその柔らかさから様々なデザインに加工がしやすく、洋室にも広く利用されています。
スギは非常に柔らかいため、肌触りがよく、裸足でスギのフローリングを歩くと気持ちが良いでしょう。

スギの無垢材に関して、よくご質問を受けるのは「花粉症の場合にスギを使うことでアレルギー症状が出ることはないのか」という疑問です。
結論を言うと、花粉症は花粉が原因となってアレルギー症状が出るため、スギの無垢材を使用しても問題はありませんのでご安心ください。

3つ目は、オーク材のモノです。
オークは昔から船の材料やウイスキーの樽に使われている素材で、高い耐久性と耐水性を持っています。
そのため、家族の足元を支える床に適している素材として人気が高いです。
また、他のモノと比べて比較的安価であることも人気の要因でしょう。

オーク材は弾力性にやや欠けますが、ある程度の堅さがあるため傷やへこみが気になる方におすすめです。

 

□無垢フローリングのお手入れ方法とは?

 

お手入れ方法を汚れ別に2つご紹介していきます。

まず1つ目は、水をこぼしてしまった場合です。
水気や汚れが付着している場合は早めにふき取りましょう。
木材の性質にもよりますが、水や油は無垢材には良くない場合が多いため、水やジュースをこぼしてしまった場合は乾いた雑巾などですぐにふき取りましょう。

日常のお手入れの場合も、乾いた雑巾か中性洗剤を溶かしたぬるま湯を含ませて硬く絞った雑巾を使用してください。
それを用いて、雑巾に汚れがつかなくなるまでふき取るとよいでしょう。

2つ目は、汚れがこびりついている場合です。
こびりついた汚れやへこみ、反りが気になる場合はその部分を紙やすりで削って平らにするという方法があります。

具体的には、まず目の粗い紙やすりに椹木をしながら気になる部分をこすりましょう。
汚れが目立たなくなれば、目の細かいサンドペーパーをかけて表面を滑らかにしてください。

その後、オイルやワックスを使って仕上げを行うと良いでしょう。
オイル仕上げの際には、雑巾に亜麻仁油などのオイルを染み込ませて均等に薄く塗り広げてください。
そのまま1時間ほど放置すると余分なオイルが浮き出てくるため、それを乾いた雑巾でふき取れば仕上げが完了します。

 

□まとめ

 

今回は、無垢フローリングの魅力と種類、価格についてご紹介しました。
無垢フローリングには様々な魅力がありましたね。
また無垢材には様々な種類があり、それぞれに違う魅力を持っているためご自身の要望や条件に合うモノを選ぶと良いでしょう。
ぜひお役立てください。

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