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2020年8月18日(火)

  • コラム

工務店でリフォームをしたい方必見!オススメな点と注意点をご紹介します!

家の老朽化や使い勝手のことを考えて、リフォームしたいという方は多くいらっしゃいます。
リフォームを注文できる会社は多くあり、工務店でも行ってくれます。
そこで、工務店で注文することのオススメなポイントと注意点についてご紹介します。

 

□そもそもリフォームとは

 

家の改修には大きく分けてリフォーム、リノベーション、建て替えの合計3種類の方法があります。
そのうち、リフォームは元の状態に復元するための改修工事のことを指します。
長年住んでいたらどうしても気になってしまう箇所が出てきてしまいますよね。
その時にリフォームを考える方が特に多いです。

リフォームの代表的なものとして、雨漏りの改修やクロス、塗装の張り替え、キッチンや浴槽などの大型設備の取り替えなどが挙げられます。
実は、大掛かりな工事もリフォームで行うことができるのですよ。

以上に挙げた部分的な改修をしたい場合、リフォームを注文するのが良いですが、部屋数を増やして大幅に家を変えたいという場合には、リフォームはあまりオススメできません。
主に改修を目的とするリフォームにそこまで大幅な変更を求めると、想像以上にお金がかかってしまいます。
リフォームで対応できる範囲を把握してから3種類のどれを選ぶか考えましょう。

 

□工務店でのリフォームのオススメな点と注意点とは

 

リフォームの基礎知識について知っていただいたところで、工務店で注文することのオススメなポイントをご紹介します。

リフォームの依頼先として、大手ハウスメーカーと工務店の2つが挙げられます。
まずはそれぞれの特徴についてご説明しましょう。

大手ハウスメーカーの特徴は、工期が短くて要望に対して柔軟であることです。
こちらは社内で細かく役割分担がされているため、効率的に業務を行えて3ヶ月以内と工期が短い特徴があります。
そして、規模が大きくてマニュアル化されていますし、実績が多いため、要望に合わせて柔軟に対応してくれる場合が多いです。
今すぐに改修をしたいという方や、こだわってリフォームしたいという方には嬉しいですよね。

反対に、ハウスメーカーは多くの工事を全国で受け持つため、たくさんの下請け会社に依頼しています。
依頼される下請け会社によっては技術力にばらつきが出てしまうと言えるでしょう。

そして、工務店の特徴は、その技術力の高さです。
工務店はその地域に密着しているため、発注する業者が限られていて、技術力の高い下請け会社が業務委託先になっていることが多いです。
評判の良い工務店の場合、この特徴が顕著に出るので、技術力に関して保障できると言えます。
この特徴は、リフォームを依頼する時にとても安心できますよね。

反対に、工務店は比較的少人数で業務を行っていることもあり、効率性をそこまで重視していません。
そのため、工期が3ヶ月から半年程度かかり、少し長い印象があります。

コスト面に関しては、明確に安い方はなく、ほぼ同じような値段設定になっています。

以上の2つを比較して、より自分の条件に合う会社に注文するようにしましょう。

続いて、リフォームする時の注意点をご紹介します。
まず、どれだけ小規模のリフォームであっても、必ず契約書を交わすようにしましょう。
口頭の契約ではトラブルになりかねないですよね。
契約書がなかったら、工事後に依頼内容と異なることが発覚して工事のやり直しを求めても、そのことを証明する手段がなくなってしまいます。
この場合、どうしても不利になってしまうため、契約書の作成は必ず依頼しましょう。

さらに、契約書以外にも必要な書類は主に5つ存在します。

1つ目は、工事請負契約書。
これは、リフォームにかかる費用の総額や着工と完成の時期、支払い方法が記載された書類です。
この内容について、見積もりの時との金額の相違はないか、無理のない日程で組まれていないかなど、細かいところについても注意して目を通すようにしましょう。

2つ目は、工事請負契約約款。
これは工事の内容、損害発生時の負担、違約金など、重要なことについて記載された書類です。
保険やクーリングオフについて、会社側のみに有利な条件になっていないかを確認する必要があります。
小規模な工事の場合、この書類と契約書が簡略化されている場合もあるので、状況に応じて細かく確認しましょう。

3つ目は、見積書。
これは、設備や材料の名称や数量、諸経費などの費用を詳細に記載している書類です。
契約までに何度も確認するものですが、契約時に最終版を確認することも忘れないでくださいね。

4つ目は、設計図面。
これは、設備の配置や電気配線などの工事内容が図面に書かれているもので、予定通り施工が行われているかを確認するためのものです。
内装、電気、ガスなどの設備に関する工事の場合、作成してもらう必要のある書類です。

5つ目は、仕上げ表。
これは、床や壁、天井に使用する資材や工法について記載した書類です。
打ち合わせの時に聞いた材料でリフォームが行われているのかを確認するためのものなので、それぞれのメーカー型番まで記載されているのかを確認する必要があります。

以上が契約書以外の必要書類です。
注意事項が多くて大変だと思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし、じっくり読んで考えてから契約しなければ、トラブルの元となってしまいます。
ひとつひとつ細かく確認することを忘れないでくださいね。

 

□まとめ

 

工務店でリフォームする時のポイントについて分かったでしょうか。
注意する点が多いですが、これらに気をつけて満足できるリフォームを目指しましょう。

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