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2020年5月11日(月)

  • コラム

リフォームをする際にかかる費用とその内訳とは?

「リフォームには何に対してどれくらいの費用がかかるのだろう?」
リフォームを検討されているなら、かかる費用については知っておきたいですよね。
また、費用に関する知識がないと、払わなくて良いお金を払うことになるかもしれません。
今回は、リフォームをする際にかかる費用とその内訳についてご紹介します。

 

□リフォームにかかる費用の相場とは?

一口にリフォームといってもリフォームする場所や規模によって費用は大きく変わってきますよね。
まずはイメージを持つために、リフォームする箇所ごとの大まかな価格帯を見ていきましょう。
今回は、大まかな目安として、施工数が多い価格帯である中心価格帯について紹介しています。

まずは水回りです。
例えばキッチンでは100~150万円程度、浴室では100~120万円程度、トイレでは30~40万円程度、洗面台、洗面所では20~30万円程度とされています。

次に居室です。
リビングでは100~150万円程度、ダイニングでは60~90万円程度、寝室では60~80万円程度、玄関では30~40万円程度とされています。

次に外回りです
外壁のリフォームは90~120万円程度、屋根では50~100万円程度、外構、エクステリアでは60~90万円程度、駐車場、ガレージでは50~100万円程度とされています。

最後に大規模なリフォームの場合です。
増改築の場合は750~1000万円程度、居室やキッチン、水回りなどの全面をリフォームする場合は1000万円程度であるとされています。

リフォームする場所ごとの大まかな価格帯を知っておくことで、リフォーム会社への相談もしやすいですよね。
ただこの数字はあくまで目安ですので、参考程度にとどめておいてください。

 

□リフォーム費用の内訳と注意点とは?

リフォームにかかる費用は工事費や材料費などの様々な費用の積み重ねであるため、その1つ1つを知っておかないと費用の調整もできませんよね。
そのため、リフォームの費用について検討するうえで、その内訳について知っておくのは非常に大事なことです。

*まずは見積書の「内訳」を確認

見積書に記載される「内訳」を確認して、各工事項目に対してかかる費用を知りましょう。

リフォームの工事は、木工事(木材を使って大工さんが行う工事)、建具工事(屋内のドアや障子などの工事)、内装工事(フローリングなど)、電気工事、水道工事など、工事の内容ごとに分かれます。
これらにかかる費用(施工費、材料費を合わせて)をそれぞれ表示したものが「内訳」です。

また、リフォームする対象以外にも、外壁や屋根などの工事では、仮設工事(足場を組む、シートを敷くなど)の費用がかかることがあります。

さらに、「諸経費」などとして、現場の管理費や営業費なども加算されています。

リフォームの見積もりを出してもらった時、思ったより高くて不満に思うことがあるかもしれません。
しかし、内訳を確認してどこにどれだけのお金がかかっているのかわかれば、納得できるはずです。

*さらに詳細な内訳を知るために「明細」も確認

「内訳」を見れば、各工事項目に対してかかる費用がわかりますが、さらに詳細に費用について知るには、見積書の「明細」の部分まで確認しましょう。

明細には、工事に使われる材料の数量、単価などが示されています。キッチンやバスなどの商品名やメーカーもわかります。

明細まで確認していれば、工事に使う材料や工事面積を変えるなど、費用の調整について相談しやすくなりますよね。
結果として、納得してリフォームを依頼できるでしょう。


□リフォームの費用に関する注意点とは

*諸経費に注意すべき

管理費や営業費などが含まれている諸経費という費用があります。
そのような費用が発生しているのは確かですが、実際にかかった費用をすべて計算しているわけではないことが多いのです。

実はこの諸経費は、工事全体の費用に対する割合で決まっている場合があります。
その割合は、会社によっても異なりますし、工事の事例によっても異なります。

可能であれば、見積もりの段階で確認できると良いかもしれません。


*見積書に書かれていない費用に注意

見積書に示されているのは工事にかかる費用のみですが、実際には、もう少しお金がかかることに注意すべきでしょう。

まず、工事請負契約の際には、印紙代として1000~1万円程度かかります。

また、少額ではありますが近隣の方への手土産代や、不要な粗大ごみの処分代なども必要かもしれません。

さらに、部分的な腐食による追加工事が必要な場合もあります。
大規模リフォームの場合は、工事中の仮住まいや仮の荷物置き場も必要となる場合があります。

このように、リフォームの際には、見積書に書いてある金額だけ用意すれば良いというわけではありません。
お金や時間に余裕をもってリフォームを検討するべきでしょう。

□まとめ

リフォームの際にかかる費用と内訳についてご紹介しました。
リフォーム箇所ごとにかかる費用の目安を知っていただけたでしょうか。
ある程度の予算を検討したうえでリフォーム会社に相談しましょう。
そして、見積書の内訳や詳細を確認し、費用や内容などを相談しましょう。

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