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2020年2月25日(火)

  • コラム

玄関をより良くしたいお客様へ!リフォームのポイントをお教えします!

「玄関を今よりもっと住みやすいものにしたい!」
「家族が高齢になったため、バリアフリーにリフォームした玄関が理想的だ。」
このように、玄関をリフォームしたいとお考えのお客様もいらっしゃると思います。
今回は、使いやすい玄関のリフォーム術とバリアフリー対策について説明いたします!


□使いやすい!すっきりとした玄関に

玄関は家の第一印象になる部屋であり、来客に好印象を持ってほしい場所です。
家族の生活スタイルに合わせたうえで、すっきりと整頓された玄関にするのが理想的だと思います。
美しく使いやすい玄関へとリフォームするテクニックをお教えします!

*玄関収納
玄関収納のキャパが玄関を快適にできるかどうかのカギになっています。
家族全員で靴はどれくらいあるのか、傘、レインコート、スリッパといった小物を収納するスペースも必要です。
ご家族によっては、自転車や子どものベビーカー、三輪車等を置くスペースも欲しいかもしれません。
一度お持ちの玄関に収納したいアイテムを調べておきましょう。
玄関収納には、床置きタイプとフロートタイプがあります。
フロートタイプは収納の下に空間が生まれるため、そこも収納スペースに利用できます。

*鏡
玄関前に鏡を置くとコーディネートや身だしなみのチェックが行えるため、非常に便利です。
しかし、適当なサイズ、デザインのものを選んでしまうと、玄関がごちゃごちゃし、整頓された空間の演出が不可能になってしまいます。
一般的には、全身を映せる姿見です。
たてかけタイプだと、170センチメートルの方がしっかり映るためには150センチメートルくらいのサイズが必要です。
壁に取り付ける場合は90センチメートルほどで対応できそうです。
横幅は少なくとも30センチメートルは必要でしょう。
最近では靴を収納する棚の扉に鏡がついているものもありますので、参考にしてみてください。

*広さ
玄関の広さは家族全員で出かけるときの状況を想定すると決めやすいかもしれません。
家族で出かけることが多い家庭は、2人横に並んでも楽に靴の脱ぎ履きができる広さが良いでしょう。
リフォームになると、玄関の広さ、入り口そのものを変えることができない場合もあると思います。
しかし、家族全員の靴を片付けられるだけのスペースは最低でも確保しておきましょう。
靴が入りきれない玄関ではとても使いづらくなってしまいます。


□バリアフリー化した玄関とは

高齢者や障がい者の生活において支障をきたすものを取り除き、環境を改善することを「バリアフリー」といいます。
玄関は特にバリアフリー化すべき場所になりますので、ご家族のためにリフォームできる場所を考えていきましょう。

*段差
高齢者や車いすの方が悩むのが玄関の段差です。
土間と玄関フロアの間に段差があることが多いです。
特に昔ならではの住宅は、段差が大きく上がりにくいつくりになっている場合があります。
対策としては、段差部分をスロープ化すること、あるいはフラットにすることが考えられます。
スロープを大きめにつくり、玄関から車いすのまま部屋に入りやすくする工夫があり、1度車いすを降りる必要なく廊下へと進めます。
逆にスロープを作るほどの幅がない狭い玄関の場合は、廊下と土間の高さを揃えるリフォームを行い、フラットな作りにした方がよいです。

*手すりの設置

玄関に入ってからの動線に手すりを取り付けると、歩行時にバランスがとりにくくなった方の補助になります。
玄関の場合は、フロア部分の壁に取り付けることが多いようです。
玄関のつくりによっては、自立式の手すりを作ることも推奨しています。
例えば、面積が広い玄関になりますと、壁からドアへの距離が離れるため、移動時に壁づたいでは移動が大変です。
そう言った際は自立式の手すりを玄関の中央部に立てることで、外出、帰宅が楽になるかもしれません。
手すりの取り付け位置を決める際は、利用する本人とどの高さが使いやすいか確かめるようにしましょう。

*玄関口
ドアも重かったり、開けにくかったりと使いづらい構造でしたら、リフォームすることをおすすめします。
開閉方法を変えるだけで、バリアフリーの効果が出る場合もあります。
ドアノブの交換や、引き戸への変更で少ない力での開閉が可能になります。
引き戸の場合、下にレールを取り付ける方法とレールをなくして吊り戸にする方法があり、後者の方が楽に扉を動かせます。
夜に足元が暗くなることで転倒してしまう恐れを加味し、足元に照明を設置するというアイデアもおすすめです。
センサーを搭載している照明を使うことで、バリアフリーだけでなく、防犯や省エネの対策を同時にとることも可能です。
高齢者の方がいらっしゃるご家庭の玄関には、ベンチを設置し、靴の脱ぎ履きが楽になるリフォームをおこなうと、さらに、体に負担がかからず効果的でしょう。

□まとめ

この記事では、玄関をリフォームする際にどこに注目すれば良いかを説明しました。
整理整頓しやすい玄関、バリアフリー化した玄関という二つの面からアドバイスをさせていただきました。
これを参考に、玄関リフォームについて考えてみてください。
ご相談等ございましたら遠慮なくお申しつけください。
お待ちしております。

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