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2020年2月18日(火)

  • コラム

和室はリフォームすべき?和室のメリット・デメリットを知ろう!

「ずっと使っていない和室をリフォームで無くしてしまおうか悩んでいる。」
「物置になっている和室の活用法を教えて欲しい。」
和室は昔からの伝統ある部屋ですが、現代社会にマッチしていないのか使われず放置されている場合が多いです。
今回は和室の活用術やメリット・デメリットについてご説明します。

□和室のメリット・デメリット
和室がある家のメリットとデメリットをご紹介します。
意外としらない和室の使い方を見つけられるかもしれません。

*和室のメリット
まず、和室が役立つ状況は、「来客時」です。
お客様が遊びに来た場合、必要ないものや隠しておきたいものを和室に隠しておき、その場限りの物置として利用できます。
生活感を隠すことだって可能です。
反対に、広くスペースを空けたいときに、和室を開放してリビングを広くできます。
ご家庭にたくさんのお客様を誘って、ホームパーティーを開催する際に役立ちます。
泊まりでの来客には寝室として貸し出せますね。
その他にも、子育てに重宝するとも言えます。
子どもの寝返りやハイハイでもフローリングに比べ危険性が低く、安心して育児ができます。
和室はなんだか落ち着くと感じる方もいらっしゃいますよね。
そういう方には、一服できる空間として、書斎として利用できるのもまた和室の魅力です。

*和室のデメリット
和室のメリットとして活用法をいくつか挙げましたが、どの用途でも使わない方にとっては無駄な空間になってしまいます。
使わないスペースを持つことは最大のデメリットですよね。
加えて、部屋のテイストに和室が合わないと不快に感じる場合にも和室はおすすめできません。
和室の色使いやデザインによって合わせられたら解決しますが、インテリアとして納得いかない場合はなくしてしまってもよいでしょう。
ペットを飼っている家では畳がマイナスな効果を発揮してしまう可能性が高いです。
畳にはペットの臭いが染み付きやすくなっています。
さらに爪で畳やふすま、障子をひっかき、部屋をボロボロにしてしまうかもしれません。
扉で完全に仕切れる場合は和室があっても対策できますが、ペットはリビングにいる方が良いとされているため、リビングのそばに開放的な和室を配置するのはあまりおすすめできません。

□和室のリフォーム
和室をリフォームして活用する際に、和室の形を残すアイデアと和室ではないつくりにするアイデアがあります。

*和室を洋室にするリフォーム
和室を洋室に変える場合が和室のリフォームにおいて、もっとも多いリフォームです。
しかし、洋室に変えるにも程度があります。
例えば、フローリングに変えるだけのリフォームでは、和室のテイストは残ったまま、床だけが、畳ではない洋室らしさを演出します。
もちろん掃除は断然ラクになりますし、実用的ではありますが、和室の壁や天井と洋室の床がミスマッチだと感じてしまうかもしれません。
テイストを完全に洋室化するには、クロスや照明も変更する必要があります。
部屋として趣味を楽しんだり、子ども部屋に使ったりと活用する方法もありますが、物置やクローゼットに変身させるリフォームもあります。
収納が足りない家には助かる空間へと活かせそうですね。
このような洋室化リフォームで特に気をつけて欲しいのが、床の間です。
完全に洋室化したい場合は取り払う必要がありますが、この作業にはかなり費用がかかります。

*和室を活かしたリフォーム
和室そのままの形でグレードアップさせるリフォームと、和洋折衷のデザインに変更するリフォームがあります。
昔ながらの和室をもっと素敵にしたいという考えからモダンなデザインにという言葉が多く使われています。
和の要素として畳や障子、ふすまは残し、デザインだけを変えるというアイデアもあります。
畳の色合いを変えてみたり、ふすまを変えてみたり、ちょっとの変化で一気に雰囲気の良い部屋が誕生します。
そのほかのアイデアとして和室とリビングの仕切りを完全に撤去してしまうというものもあります。
和室とリビングを一体化させることで、和モダンなテイストを意識しつつ、暮らしやすい家へと変貌します。
壁の撤去、クロスの張り替えには、費用がかかりますが、和室を活かした広い空間が完成します。
先ほども少し説明しましたが、照明は和と洋を繋げる大切な役割を持ちます。
照明のデザインや明るさを工夫するだけで、イメージを一変させることが可能です。
日本がなどの小物を用いてアクセントを加えるのも効果的でしょう。
和洋折衷のデザインはセンスが問われる割と難しいインテリアになるので、あらかじめどういった雰囲気にしたいか等を業者に相談して、理想を提示しておくと良いですね。

□まとめ
この記事では、和室のメリット・デメリット、さらに、現在うまく活用できていない和室をどのようにリフォームすればよいかについて解説いたしました。
この記事を参考に和室のリフォームをどうしたいか、家族で話し合うのはいかがでしょうか。
和室の洋室化やリビングとの一体化は技術と手間がかかる作業ですので、多少費用がかかることを考慮して計画してくださいね。

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