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2019年12月28日(土)

  • コラム

注文住宅をご検討中の方へ!子育てしやすい間取りについて!

子育て中のファミリーで注文住宅を検討している場合、大切なのは家事と育児を無理なく両立できる間取りです。
注文住宅のデザインや好みによってスペースの取り方は異なりますが、間取りひとつである程度、子育てしやすい環境を作り出すことは可能です。今回は子育てしやすい間取りをいくつか紹介していこうと思います。

小さなお子さんがいるご家庭ではちょっと目を離した隙にお子さんが家の中で怪我をしてしまったり、落下しそうになったり、パパやママがドキッとするような場面を目撃することがありますね。そのような経験から家を建てる際に圧倒的に多いのが「家事をしながら子どもに目が届くような家」という要望です。

家事をしながらお子さんにも目が届くような家にするポイントはキッチンです。リビングやキッチン、階段をオープンにし、見通しがきく間取りにすることで家事の手を休めずにお子さんを見守ることができます。
お子さんが成長したあとも帰宅した際や外出する際に顔を合わせやすいのでおすすめです。また複数の人で作業しても狭くならないよう広めにスペースを設けると家族が手伝いやすくなります。

また、リビングからバルコニー、テラスへの流れに一体感をもたせることも大切です。お子さんの遊び場が室内から戸外へと広がります。バルコニーやテラスは自宅の敷地内なので道路よりも安心、安全な環境で自由に遊ばせることができます。キッチンからも外の様子が見えるように間取りを工夫すれば家事をしながら見守ることが可能です。

家の中にお子さん専用のスペースを用意することで、お子さんの自立心や積極性を育てます。自分のスペースというのはお子さんにとっても嬉しいことなのです。自分のおもちゃや荷物を片付ける場所を準備してあげれば喜んで活用してくれることでしょう。

このように子育てしやすい家のポイントは「家事、育児がしやすい動線になっている」ということです。キッチンと洗面所が離れている場合、料理をしながら洗濯を同時進行しようとすると長い距離を何往復もしなければいけません。また干す場所が2階以上の場合はさらに動く距離が増えてしまいます。そこにお子さんの見守りが加わることを想像すると大変です。お子さんから目を離すことが心配で、急いで洗濯したり、料理をしたり毎日忙しい状況に陥ってしまいます。それでは安らぎのマイホームとはいえないかもしれません。

動きやすい家事動線の家は各家庭の生活パターンによって変化します。まずは朝起きてから夜寝るまでの行動を見直してみることです。どのように配置したら動きやすいのか、どんなスペースがあったらお子さんを見守りやすいのか検討してみましょう。

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