「注文住宅を建てようと思っている。」
「業者と契約する際には、何に気を付けたら良いのだろう？」
注文住宅は長い時間をかけて建てて、その後数十年にわたって住み続ける場所です。
コストの面も踏まえると、納得した状態で業者と契約したいですよね。
そこで今回は、注文住宅を建ててもらう業者との契約の際に、押さえておきたい注意点をご紹介します。
　
　
□業者との契約の際に押さえておきたい注意点
　　
＊工事にどのくらいの期間がかかるのかとどのような内容であるか
　
近隣には、既に暮らしている方、店舗あるいは事務所を構えている方がいらっしゃるかもしれません。
工事期間中は、普段見慣れないような車両や担当者が行き来します。
また、作業に伴って音や臭いも発生します。
いつもと違う状態は不安ですし、工事によって騒音などで迷惑をかけるかもしれません。
そのため、どの工事をいつごろに行うのかを契約の時点で把握し、近所に伝えておくのが大切です。
近隣の方も、予め知っているだけで心の準備が違います。
仮に何か問題が発生しても、事前に工事内容を聞いているだけで感じ方が変わってくるものです。
また、ご自身にとっても、工事期間を知ることで入居の見通しが立てられる点は大きいですよね。
つまり、注文住宅の工事期間と内容は、周りの方にとってもご自身にとっても有効な情報なのです。
　
＊支払いの時期と方法について
　
支払いの時期と方法は業者によって大きく異なるため、しっかりと押さえておきたいものです。
支払いの方法は、クレジットカードに対応しているところもあれば、現金のみの業者も少なくありません。
特に現金のみの場合は、一括で用意できないことが寸前でわかると大変ですよね。
見積もりを受けた上で、契約の段階までに把握しておくことが重要です。
また、支払いの時期も、業者によって様々です。
具体的には、一括で前払い・完成時の一括払い・分割払いなどが考えられます。
前払いと後払いでは随分と時期が異なり、準備できる時間も違います。
資金不足でキャンセルしないように、契約の段階で支払方法や時期を問い合わせておきましょう。
　
　
□まとめ
　
今回は、注文住宅を建ててもらう業者との契約の際に、押さえておきたい注意点をご紹介しました。
注文住宅の工事期間と内容は、近隣の方へ伝える有効な情報ですし、ご自身の準備にも影響します。
また、支払いの時期と方法も、資金の準備をするために知っておきたい情報です。
この二点を、契約時にしっかりと問い合わせて把握しておきましょう。