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2019年3月31日(日)

  • コラム

工務店選びは見積もりでも、見るべき点をご紹介

建築におけるノウハウを熟知しており、頼れる存在となる工務店だとしても、選ぶ際には見積もりで見るべき点があるので要チェックです。
住まいのプロだからこそ安心して依頼ができますが、費用面は安い買い物とは異なりますので、適切な金額であることは大前提であり、お金の面で損をしないためにも慎重になります。
 
希望のマイホームを新築する際にはもちろんのこと、リノベーション工事をすることを検討している場合でも、費用面で損をする事はないので、1社だけに偏ることなく、最低でも3か所以上の工務店に依頼をして、事前の見積もりを出すべきです。
お互いにライバル店でもありますので、お客さん獲得のための競争心もあります。
発注を自社にしてもらえると考えれば、価格設定もそれだけ数字的に、強気に出てくることも珍しいことではありません。
 
複数の店舗への依頼をするとどこにするか迷うかもしれませんが、ニーズに応えることのできるような提案を、それだけ多く受けることができます。
考えもしなかったナイスなアイデアを提案に含めてくれることもあり、施主が気持ちを整理しながら決定の判断をしやすくなるステップです。
理想的な家を建築するためにも、本人たちの希望や家族の要望を、プロのアドバイスを元に整理することは、思いのほか大切なことと言えます。
 
金額はいくらかかるかの相談をする際に、複数の店舗にお願いをしますが、内容がばらばらにならないように注意です。
条件に関しては各社とも同じにすること、つまり条件を公平にして数字の提示をしてもらいます。
建築に関するコストは、建物の状態だとか面積、商品や材料におけるレベルなど、違いがあれば出てくる数字も異なるのは当然です。
 
あれもこれもと各社ごとに違う条件で数字を出すように依頼をしては、それを見ての比較は難しくなります。それぞれの会社も知恵を振り絞って数字を打ち出しますが、異なる見積もりをいくつも見比べてみたところで、良いのかどうかの最終的な判断は難しくなるばかりです。
取り扱いや方向性などですべてが同じ条件は難しいとしても、多少であればある程度は許容範囲を広げて考えます。
 
各社から提示をされる前には、あらかじめ現地の事前確認をしておくことが大事です。
本当に基礎となる形状、大きさや間取り等の確認や、リノベーションの場合は建物自体の経年劣化についてなども確認をしてもらうようにします。
もしも劣化をしている箇所があれば、補修工事をする費用も、工務店の見積もりに含めることができるためです。
隣地との関係や現地における敷地状況まで、キチンと把握をしてもらってから見積もりは出してもらいましょう。

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