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2019年3月21日(木)

  • コラム

工務店に依頼する際のデメリットや注意点について

工務店には様々な形態があって、各社で規模や経営意識に大きな違いがありますが、一般的な傾向について説明した上で住宅を依頼する際の注意点やデメリットについて紹介していきたいと思います。これらの情報は、これからマイホームを建てる人にとって役立つ知識となるでしょう。
 
まず、デメリットとしてデザイン提案が限られる点が挙げられます。
元々、工務店が建てる場合は建築家と同じように設計自由度は高いのですが、必ずしもそうとは限りません。
多くの会社は設計よりも施工を主軸としているだけでなく、使い慣れていたりコストパフォーマンスの高い素材を選んだり、効率の良い施工方法を採用する傾向があるため、場合によっては設計デザインに制約が多くなってしまうこともあります。
また、特殊な工法や設備そのものを売りにしている会社では、設計に制約があるのでデザイン案も限られてしまいます。
ただし、建築家に匹敵するデザイン能力を擁する会社も存在するので、お洒落な外観や内装にこだわる人はデザイン力を重視した工務店選びをすると良いでしょう。
 
次に、品質に関するデメリット・注意点について説明します。
欠陥のある住宅や手抜き工事を防ぐためには、しっかりとした監理が必要ですが、内部に監理をする側とされる側が存在する会社では、第三者の立場から品質をチェック出来ません。
しかし、自分たちの仕事に誇りを持っている職人たちが集まった会社なら、第三者からの監理がなくても高品質の住宅を建てられます。
元々、日本の工務店の前身は大工なので、その棟梁がしっかりと品質管理をしていた背景もあり、職人の心意気や高い専門技術を持つ会社も数多く存在します。
 
また、工務店は地域に密着している産業なので、地元で評価されなくなれば生き残っていけません。
そのため、容易に手抜きや悪質な仕事をする可能性は低いといえるでしょう。しかし、第三者からの監査がなければ、悪質な会社を産んでしまう危険もあります。
よって、家を建てる人はその会社を見て信用できるかどうかを判断しなければなりません。
これでは完全に安心して依頼するのは難しいといえます。
 
しかし、弊社では第三者の立場から施工品質を監査して住宅資産価値を高める国内初の監査会社「株式会社ネクストステージ」に監査を依頼しています。
現在の日本国内では、住宅建築会社に自社での施工基準がないことが多いですが、ネクストステージに第三者側からの監査をしてもらうことで、不具合のある箇所や監査の基準をクリアしていない箇所をしっかりと改善し、依頼された住宅の資産価値を高められます。

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