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2019年2月6日(水)

  • コラム

注文住宅業者が解説、住宅ローンの三つの返済方法

「住宅ローンにはどのような返済方法があるのだろう」
住宅ローンを組むことは人生において何度も経験する訳ではありません。
ですので、住宅ローンの返済方法について分からない、不安だという方もおられるのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンの返済方法を3つの観点から紹介します。
 
□金利について
ローンのことを理解するためには金利の知識が必要不可欠です。
「金利のことをあまり知らない」
「知っているけどもう一度確認しておきたい」
このような方のために、金利について簡単に説明します。
 
*金利
端的に言いますと、金利はお金を借りるために必要となる料金のことを指します。
利子という言葉は金利と同じ意味であると捉えても構わないでしょう。
例えば、金利が3%の金融機関で2000万円のローンを組むとします。
すると、2000万円 × 3% = 60万円となり、返済金額に60万円が上乗せされるのです。
 
□住宅ローンにおける3つの金利方式
*固定金利型
ローンの返済時に支払う金利が変化しない方式を固定金利型と言います。
返済する金額と金利が常に一定であるため、ローン返済の長期的な見通しがしやすいという特徴があります。
ですが、住宅の購入当初とローン返済の終盤において経済力が一定とは限りません。
ですので、少し返済が難しくなる時期が訪れる可能性があるので注意が必要です。
 
*変動金利型
ローンの返済時に支払う金利が定期的に変動する可能性のある方式を変動金利型と言います。
一般的に他の金利方式と比べて初期の利率が低い傾向にあります。
ですが、景気等によって金利が大きく変動する可能性があるというリスクが存在します。
比較的資金に余裕がある方は、金利の変動に対しても対応できるでしょう。
ですが、資金にあまり余裕がない方は、少し返済が苦しくなってしまうかもしれません。
変動金利型を採用される場合は、こういったリスクがあることを把握しておきましょう。
 
*固定金利選択型
固定金利型と変動金利型の両方の特性を併せ持つ方式を固定金利選択型と言います。
初めに、一定期間だけ固定金利型で金利を設定します。
そして、一定期間が過ぎたタイミングで、固定金利型か変動金利型のどちらかを選択することが可能です。
 
□さいごに
住宅ローンの返済方法について、金利の観点からご紹介しました。
それぞれの金利方式において異なる特徴があります。
どの金利方式が自分に適しているのかを考えて、返済方式を決定することが重要です。

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