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2019年2月2日(土)

  • コラム

注文住宅で使いたい補助金の種類について解説します

「注文住宅にはどのような補助金があるのだろうか」
注文住宅の購入の際には補助金が給付される場合があります。
受け取ることのできる補助金はもれなく受け取りたいものです。
そのためには、補助金の制度について把握しておく必要があります。
そこで今回は、注文住宅で使いたい補助金の種類について簡単に紹介します。
 
□注文住宅における補助金
*すまい給付金
2019年10月1日には、消費税率が10%に引き上げられるとされています。
注文住宅においてもそれは例外ではありません。
消費税率の増税は注文住宅の購入者の負担を大きくしてしまう恐れがあります。
そこで購入者の負担を減らすための制度として、すまい給付金の制度が制定されました。
消費税率が高いほど、また購入者の年収が低いほど給付される金額は高くなります。
 
*エネファーム設置補助金
ガスに含まれている水素と空気中の酸素を使用して発電するシステムをエネファームと言います。
エネファームは発電と同時にお湯も沸かしてくれます。
そのため、環境だけでなく家計にも優しいということで一躍有名となりました。
このエネファームの設置を促すための補助金が、エネファーム設置補助金です。
エネファームの設置コストを抑えることがエネファームの普及率増加のカギとなります。
そのため、エネファームの設置にかかる費用が少ないほど給付される補助金の額は高くなるのです。
 
*地域型住宅グリーン事業
耐久性が高く長期間住み続けられるような長期優良住宅や、二酸化炭素の排出量が抑制された環境に優しい低炭素住宅などに対する補助金です。
注文住宅業者や建材販売業者が一体となって取り組みます。
そして、国からの採択を受けることで補助金が支給されます。
この補助金を受給するためには、地域型住宅グリーン事業に参画している注文住宅業者を選ぶ必要があります。
ですので、注文住宅業者に尋ねてみると良いでしょう。
 
*ZEH(ゼロエネルギーハウス)補助金
消費するエネルギーと生産するエネルギーの和が実質ゼロ以上の住宅をゼロエネルギーハウスと言います。
この補助金を受けるためには専門のZEHビルダー・ZEHプランナーに対して依頼をする必要があります。
 
□さいごに
今回紹介した制度の他にも注文住宅を建てる際に考慮したい制度がいくつかあります。
例えば、軽減税率や特例制度などが挙げられます。
こういった制度も併せて確認しておきましょう。
また、補助金の制度などは年度ごとに変化することがあります。
ですので、補助金の制度を使いたい場合は注文住宅業者に相談することが無難でしょう。

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