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2019年5月23日(木)

  • コラム

注文住宅を建てる場所、土地の探し方と選ぶ決め手は?

一戸建てのマイホームを手に入れようと考えたときには、予算的な問題をクリアできるのであれば多くの方が注文住宅を選びたいと考えるのではないでしょうか。それは注文住宅であれば既に出来上がっている建売住宅などと違って、自分たち家族のコンセプトを住まいに十分に反映させられると考えるからに違いありません。

さて注文住宅には多くの方がご存知のように、実はこだわりを持てば持つほど費用がかさむといった難しい面もあります。そのためこれからマイホームを計画している方の中には、住宅にこだわる代わりに土地の方は出来るだけ安いものを探そうと考えている場合もあるのです。ところが安い土地というのは、一般的に考えても不便なところや環境のあまり良くないところにあるといっても大袈裟ではありません。

もちろん家を建てる方は最初からそれに納得して建てるのかもしれませんが、それでは転勤になった場合など何らかの事情でその家を手放すとか貸し出すといった場合に遭遇すると困ることもあるのではないでしょうか。売るとしても不便すぎたり環境が悪すぎたりする住まいを欲しがる人はいませんし、まして借りようと考える人もいるはずがないからです。

そこでせっかく自分たちのコンセプトに合わせた素敵な注文住宅を建てようと計画するなら、土地の探し方も重要な要素なのです。たとえば資金さえ十分であれば家は後からでもより良く建て替えることが出来ますが、土地は一度購入してしまうと簡単に売れるとは限らないからです。だから土地は一生の大きな買い物として、より良い物件を探して購入しなければなりません。つまり注文住宅以上に土地の探し方を間違えると、後からかならず後悔するときが来ると考えたほうが良いでしょう。

しかし確かにマイホームを計画した場合には、誰にも予算という問題があることは否定できません。そこで注文住宅の場合にはどうしても譲れない一番のこだわりの部分だけにお金をかけて、あとの部分は妥協するとその分の資金を土地の購入代金に回すことが出来るのです。そもそも多くの方が良い家を建てているような場所であれば、そこの環境も悪いことは考えられません。またそうした場所であれば、何らかの事情が生じて売りに出さなければならないときでも次の誰かが高額で買い取りをしてくれるはずです。極端に高級な場所を選んで家を建てる必要はありませんが、客観的に見てもしも注文住宅を建てたマイホームを売りに出さなければならない場合にすぐに買い手が見つかるような土地の探し方をすることが重要なのではないでしょうか。

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