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2019年5月19日(日)

  • コラム

注文住宅のデザインをおしゃれにする際のコツについて

住宅をつくる方法には、建売住宅の購入や工務店による設計・施行など、様々なものがあります。近年では、ライフスタイルの多様化や自由度の高さから、「注文住宅」の人気が高くなっている傾向があるようです。注文住宅をつくるにあたり、デザインをおしゃれなものにするにはいくつかのポイントがあるため、ここではそれらを説明します。

注文住宅をつくる際に最も重要なポイントは、自分のライフスタイルを把握するとともに「理想の住宅のイメージ」を明確に持つことです。新築で住宅をつくるときに、自分のライフスタイルに合わない住宅を希望する方がいます。

例えば、整理整頓が苦手なのに収納スペースを減らしたり、普段アウトドアをしないのに暖炉を設けたりすることがあります。夢を抱くのは大切なことですが、本当に自分に合ったものにしないと不要の持ち物になってしまうため、注意が必要です。そのため、本当に必要なものを精査したうえで「理想の住宅のイメージ」を固めることが最も重要な点と言えます。

次に重要なポイントは、自分に合った「注文住宅会社」を選定することです。実際に住宅展示場に見に行くことも重要ですが、おすすめする方法はホームページ等で見学会の案内を検索し、実際に見に行くというものです。住宅展示場やパンフレット等では「よい部分」しか見えませんが、実際に施主が住んでいる住宅を見学することで、よりリアルにその会社を知ることができます。何社か候補を決めた後に、最低3社から概算工事費を出してもらいそこから選ぶのがベストなやり方です。

注文住宅会社が決まった後は、いよいよ「設計」がはじまります。デザイン性が高くおしゃれな住宅をたてる上では、この設計の段階が非常に重要になります。担当のデザイナーが決まったら、初期の段階では「理想の住宅のイメージ」をダイレクトにぶつける時期です。率直な意見を投げかけることで、デザイナーからよりよい提案が期待できるようです。

打合せを重ねると次の段階として「概算工事費」の提示を受けます。これまでは「自分の理想」を追求する作業でしたが、ここからはお金という「現実と向き合う」作業が必要です。

このステップを踏むことで本当に必要なものが何なのか、より具体的になります。必要なところにはお金をかけ、そうでない所はお金をかけないといった選択が可能です。この選択にあたり「理想の住宅」のイメージをもちつつ、コスト上の無駄を徹底的にそぎ落とすことで、バランスのとれたデザインができるようになり、最終的におしゃれな住宅づくりができます。

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