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2019年5月3日(金)

  • コラム

注文住宅とはどんなもの?新築の他の種類と比較

新築の一戸建てを買う際の選択肢と言えば、注文住宅と分譲住宅が挙げられます。注文住宅とは、手に入れた土地に自由に設計した建物を作るという買い方で、一方の分譲住宅は予め作られた物件の中から選んで買うことを指します。

注文住宅を基点に魅力を紹介していくと、一番のメリットは自由にマイホームを設計できることでしょう。人生で一番大きな買い物とも言われるマイホームゆえ、妥協のない住まいを手に入れたいと考える人は多いはずです。しかしながら分譲住宅でそれを実現させるのは難しいです。デザインや間取りなどが気に入らないということもあり得ますし、限られた選択肢の中で理想的な物件を見付けるのは容易ではありません。

その点、注文住宅は一から設計できるという強みがあり、理想的なマイホームに作り上げることができるのです。もちろん壁やフローリングの素材、導入する設備なども細かく指定ができるため、隅から隅まで自分たちの考えを反映させることが可能です。自分や家族の求める住まいを形作ることができるのは、注文住宅ならではの醍醐味と言えます。

予算を調整できるのも魅力のひとつでしょう。分譲住宅の場合は販売会社によって決められた金額があり、その額で買うほかありません。しかし、注文住宅の場合は違っています。あまり拘りのない部分のグレードを下げて設計したり、導入する設備に工夫をしたりすることで、予算を抑えていくことが可能です。予算と相談をしながら設計できるのは分譲住宅にはない強みですし、ローコストでマイホームを手に入れるのも不可能ではありません。

建築途中の状態をチェック可能というメリットもあります。すでに完成されている分譲住宅ですと、建築途中を確認することが難しいため、例えば、手抜き工事がされているのかどうかをチェックすることはできません。かたや注文住宅なら途中段階も自分の目で見て確かめることができますし、必要があれば第三者機関にチェックを依頼してプロの目で施工不良の有無を確認してもらうことが可能です。住宅トラブルとしてありがちな、欠陥住宅に当たるリスクを軽減できますので、安心して暮らせる我が家を手に入れたい人にも注文住宅はおすすめと言えるでしょう。

質の高い住宅を作ることで資産価値が下がりにくくなるというメリットもあります。建築資材や工法など、グレードの高い設計で建てられた住まいは長くその価値を保ちます。将来的に売却をする際にも価値が付きやすく有利です。仮に、欠陥のある分譲住宅を買ってしまった場合ですと、買い手が付きにくくなりますので、売りたくても売れない状況に置かれてしまうこともあります。

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