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2019年4月1日(月)

  • コラム

無垢材とは?その特徴とよく利用される種類について

木の温もりを感じることが出来ることで人気がある無垢材ですが、どのような材質のものを指すのかが良く知らない人も少なくありません。フローリングで、良く利用されていることが多いのが集成材です。集成材とは、薄い木版を接着剤を使って張り合わせてブロック状に形成した木材になります。いわゆる、人工的に仕上げられた木材ということになるのです。その一方で無垢材とは天然の木材を使っているもので、丸太から直接切り出して作った自然な木材のことです。

集成材は薄い木版を重ねて作るため、安定した品質となっています。逆に無垢材は丸太から切り出した木材なため品質が安定していませんが、木材は1つ1つの表情にバリエーションがあるのが特徴です。無垢材と一口に言っても、木材の種類は色々あります。また、種類に応じて部屋のイメージや値段も変わってきます。

無垢材として利用されている木材の1つに挙げられるのが、パイン材です。パイン材はのどかで素朴な部屋にマッチして経年変化によって独特な深みを出せることから、たくさんの方たちに昔から親しまれてきていて安定した人気があります。例え時間が経過して変色したり傷ついたりした場合も、そのこともパイン材の風合いとして楽しむことが可能です。

アンティーク家具にもパイン材は利用されていて、年を経るごとに変化していくことによりヴィンテージな感覚を楽しむことも出来ます。よく利用される種類であるパイン材ですが、他の種類の無垢材より値段が多少高いというのがデメリットです。ですが柔らかい木材なので、年配の方や小さい子どもの部屋におすすめ出来ます。

スギも、フローリングによく利用される無垢材です。昔からスギは日本で利用されている木材で、和風の部屋に似合うとされています。またスギは非常に柔らかいので、色々な加工を施すことが可能です。ですので、今現在では洋風の部屋にも結構使用しています。柔らかいので、触り心地も良好でスギで出来たフローリングを素足で歩くのはとても快適です。赤ちゃんが四つん這いで進む場合も、スギのフローリングなら安心出来ます。

とは言っても、スギは独特な香りがします。広い部屋にスギのフローリングを施すことを検討するときには、部屋中がスギの独特な香りに囲まれることが考えられるのです。スギの独特な香りが非常に好きな人は良いのですが、苦手な人は利用を差し控えた方が良いかも知れません。

他にも無垢材にはヒノキやチェスナット、オークなどフローリングに良く利用される種類があります。それぞれの特徴を上手く使い分けて、自分に最も合っている種類を選ぶのがおすすめです。

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